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【今月の自作PCレシピ】世界三大銘木のウォールナット材をまとったゲーミングPC

組みやすさと安定性が優秀な定番パーツを組み合わせ

 各種パーツには定番、鉄板と言える製品を組み合わせているので、順に紹介していこう。CPUクーラーは「光らない」、「高い冷却性と静音性」、「1万4000円前後の手ごろな価格」で鉄板の簡易水冷ユニット「NAUTILUS 360 RS」だ。Ryzen 7やCore Ultra 7クラスなら、ラジエーターファンの回転数をカスタマイズすれば、しっかりと冷やしながら静かに運用できる。

オールブラック仕様のCorsair「NAUTILUS 360 RS BLACK」(型番 CW-9060089-WW)。光らない水冷ならコレ!

360mmラジエーターに取りつけるCorsair製ファン「RS120」は、静音性と耐久性に優れた磁気ドームベアリングを採用する

ウォータブロック(ポンプ内蔵)とCPUとの接触部には、グリスが塗布済みだ

 マザーボードはLEDイルミネーションを備えないシンプルなデザインと、必要十分なスペックで人気のMSI「MAG B860 TOMAHAWK WIFI」だ。

インテル「B860チップセット」を採用する「MAG B860 TOMAHAWK WIFI」

 PCIe5.0x16スロットやPCIe5.0x4に対応するM.2拡張スロットをはじめ、最新無線機能のWi-Fi 7とBluetooth 5.4、5ギガビット対応の有線LANといった最新スペックを備える。

M.2拡張スロットは、PCIe5.0x4が1基、PCIe4.0x4が2基の計3基を装備する

USB4/Thunderbolt 4対応ポートなど、リアインターフェースも充実だ

DDR5メモリーはSanMax製だ。パソコンショップ アークといえばSanMaxというくらい鉄板。これを選ばない手はない

定番NVMe M.2 SSDのひとつとなる「WD_Black SN7100 NVMe SSD」。容量は2TBなのでゲームをインストールしても余裕たっぷり

PCIe4.0×4対応M.2 SSDのトップクラスに入るパフォーマンスを発揮する

ビデオカードはGeForce RTX 5070搭載モデルをチョイス

 ビデオカードは、クリエイティブ面も踏まえてNVIDIA GeForce RTX 5070で決まり。渋谷さんのこだわりポイントとなる「光らない」製品をチョイスしている。

 9~10万円台で最新ゲームタイトルにも強いRadeon RX 9070 XT 16GBも魅力だが、AIやクリエイティブ作業もそれなりに行なうなら、GeForce RTX 5070ビデオカードのほうがおすすめだという。GeForceは超解像技術「DLSS 4」に、マルチフレーム生成によるフレームレートの爆上げ、レイトレーシング性能の高さといったメリットもある。

ASUS「PRIME GeForce RTX 5070 12GB GDDR7 OC Edition」

冷却、静音性に定評のあるAxial-techファンや、高冷却を期待できるベイパーチャンバー、熱伝導パッドを採用する

バックプレートを備え、GPUクーラー後部はファンからの風が抜けるようになっている

【取材協力】

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