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シャオミ「Xiaomi 15T Pro」

高コスパから超コスパに! シャオミの約10万円スマホは誰にとっても不満なしの全部入り&ライカカメラ搭載機

 Xiaomi 15T Proは、約10万円という価格帯でありながら、ハイエンドに匹敵する性能と多彩な機能を兼ね備えた、まさに「全部入り」のスマホです。特に、ライカと共同開発のカメラは、写真好きにはたまらない魅力であり、望遠レンズの光学5倍ズームも大きな進化点となっています。

Xiaomi 15T Proを使う3つのメリット

ポイント(1)価格を大きく上回るカメラ性能と望遠レンズの進化

 約10万円のスマホとしては、文句なしのカメラ性能が魅力です。ライカの味わいを楽しめる写真は一番のポイントでしょう。前年モデル(Xiaomi 14T Pro)ではやや弱点に感じられた望遠レンズ(光学2.6倍、OIS非対応)も、ペリスコープ型の光学5倍(OIS対応)に進化。遠くの被写体も鮮明に捉えられます。これにより、日常のスナップから風景写真まで幅広く対応できます。

YouTubeでシャオミ「Xiaomi 15T Pro」のレビュー動画を見る

ポイント(2)高いスペックと大容量バッテリー

 SoCはMediaTek Dimensity 9400+で、Antutuのスコアは250万点オーバー。AAAクラスのゲームで高画質設定でも楽々動かすことが可能です。ディスプレーも144Hz対応の高リフレッシュレート。さらに5500mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用も安心です。これだけの性能なので日々ストレスなく使えます。

Antutuベンチマークのスコアは273万点でした。特にGPUが98万点と高く、ゲームやAIに向いています。なお、スタンダードモデルの「Xiaomi 15T」は204万点でした

ポイント(3)防水防塵にFeliCa対応、さらなる便利機能も多数

 シャオミ製スマホはFeliCa搭載機が少数派になっているのですが、本機はFeliCaに加えて、防水防塵(IP68)もしっかりサポートしています。さらに、ワイヤレス充電も可能と文句なしです(DP出力非対応、microSD非対応と足りない部分がゼロではないのですが)。

購入時に注意するべき側面

ポイント(1)大型化による持ちにくさはあり

 前年モデルと比べて横幅が約78mmとやや大型化しています(Xiaomi 14T Proは75mm)。グローバル基準では一般的なサイズですが、手の小さい方や片手操作を重視する人には少し持ちにくく感じるかもしれません。大きさのメリットは画面の見やすさやバッテリー容量の増加ですが、そのぶん、重さや取り回しの面で注意が必要です。一方で細かな部分ですが、ディスプレーの額縁が細くて、しかも四辺均等なのは◎です。

ポイント(2)シャオミは高速で新機種が出続けて目移りする

 すでに上位モデルの「Xiaomi 17」が中国で発表済み。近い未来での日本リリースも期待できます。さらに「Xiaomi 17T」も比較的早い発表になるという説も。Xiaomi 15T Proは現状では文句なしに高コスパな1台ですが、こうして最新モデルのウワサが耳に届くとどうにも踏ん切りがつきにくい。次々に魅力的なスマホを出しているからこそではあるのですが、シャオミ製品の数少ない弱点とは言えます。

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