ごきげんよう、アスキーグルメのモグモグ担当ナベコです。
なか卯が今年も「天然いくら丼」を発売しますよ。毎年、登場するたびに話題になる、豪華海鮮メニューです。今年は「並」がパワーアップしました。しかし……、ちょっとお高い!
今年も登場!なか卯「天然いくら丼」
親子丼やうどんを販売する「なか卯」は、「天然いくら丼」を今年は10月29日より発売します。大粒の天然いくらを盛り付けた贅沢な海鮮メニューとして恒例となっています。
「天然いくら丼」が初めて登場したのは2015年。なか卯における初の海鮮丼メニューとして話題を呼びました。その後、「豪快盛」などサイズのバリエーションを増やしながら現在に至ります。当初は錦糸卵を添えた仕様でしたが、現在では刻み海苔を敷くだけの、いくらそのものの味を楽しめるシンプルなスタイルに落ち着いています。
今年は“並”が増量!価格は2倍近く値上げ
今年は昨年に比べ、並盛のいくら丼に使用するいくらの量を増量したとのこと。さらに、小盛やご飯大盛に加え、毎年注目を集める「豪快盛」も登場します。
ただし、今年の「豪快盛」は昨年と比べて仕様が変更に。昨年は並盛の約3倍量のいくらを使用していましたが、今年は並盛の2倍量に調整されています。
それぞれ価格は以下。
・小盛 980円
・並盛 1780円
・ごはん大盛 1870円
・豪快盛 2980円
なお、並盛で見ると昨年は920円だったので、なんと860円もの大幅値上げ! 豪快盛にいたっては990円アップ(昨年1990円)です。
物価高が騒がれるご時世とはいえ、なかなかの上げ幅に少しひるんでしまいます……。そんなことを考えていたら、試食が到着しました。
いくら丼2025をいちはやく実食してきた
こちらが今年の「天然いくら丼」並盛。宣伝文句にたがわず、まるで宝石のような大粒のいくらがたっぷり。中央にはしっかり“盛りっと”山のようになっています。
以前なか卯で「天然いくら丼」の並盛を食べたときは、もう少しいくらはさみしい量で、「並盛は手頃な価格だから、このくらいが妥当なんだな」と思った記憶があります。ですが今年は並盛も立派に高価格帯。そのぶん、びっしりといくらがのっています。
さっそくいただいてみます! 大粒のいくらはぷちぷち食感で、中から旨みがとろり。天然ものだからか、くさみやクセがまったくなく、口の中がいくらでいっぱいになっても無心で食べ続けられるおいしさです。
なか卯はゼンショーグループ。系列に寿司チェーンもありますし、やっぱりいいネタを確保できるんでしょうね。
醤油をかけなくても十分に味がしますが、わさびが付いてくるので、後半に味変感覚でわさび醤油をつけてみるのもいいでしょう。ツーンとした刺激がアクセントになって、これまた進みます!
高級食材のイメージがあるいくらを、こんなにたっぷり頬張れるなんて感動もの。値段は高いですが、もはや高級海鮮丼として楽しむべき一品だと思いました。
値段は高いけど“ご褒美丼”の価値あり
「豪快盛」はとことん食べたい人へ
ボリューム的には、並でも十分すぎるほどのいくら量。個人的には、ひと冬分のいくらを一食で食べ尽くした気分です。
とことんいくらを食べたい人は豪快盛を。見た目でも相当な量のいくらがのっています。観光地のお店だったらもっとお高くなりそう~……、なんてことを考えると、2980円という値段もそう高くないような気さえしてきちゃいます。
というわけで、冬のご褒美いくら丼は、10月29日に発売して“売り切れ御免”のなくなり次第終了。海のめぐみを思いきり味わいたい時に、ぜひどうぞ。
※記事中の価格は税込み
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