SNSが4割、YouTubeが3割
すでにテレビCMは1割! 大学生・大学院生はSNSとYouTubeで広告を見ている
2025年10月28日 09時30分更新
SNSが4割、YouTubeが3割、テレビCMは1割止まり
広告は我々の生活と切っても切り離せないものだ。Z世代の若者(大学生・大学院生)はどんな広告を見ているのか。
大学生向け学習管理SNS「Penmark」を運営するペンマークおよび、デジタルサイネージを活用した新しい広告メディアを提供するエニアドによる、Z世代である大学生を対象とした「【2025年度版】Z世代広告調査レポート」(2025年10月)を見てみよう。
「普段一番多く目にする広告」について聞いたところ、最多は「SNS」(39.3%)、次いで「YouTube/動画」(29%)と、上位をSNS関連が占める結果に。そのほか、「テレビCM」は11.3%、「Web記事/ニュース」(9.2%)、「屋外広告」(6%)、「タブレット広告」(5.2%)だった。
Z世代向け広告ならSNS・YouTubeがおすすめ
広告を多く目にするということは、その媒体に長く触れていることを意味する。大学生たちが普段からスマートフォンやタブレットに多く触れていること、SNSやYouTubeを長く見ており、その視聴時間はテレビより長い、ということがわかる結果と言える。
Z世代にリーチするためには、テレビなどではなく、SNSやYouTubeなどへの広告出稿を考えたほうが良さそうだ。自社の商品・サービスと親和性が高い特性を持つSNSを把握し、適切な広告を打つと効果が出るだろう。SNSごとの特徴や使われ方などについても、随時お伝えしていきたい。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『若者はLINEに「。」をつけない 大人のためのSNS講義』(講談社α新書)、『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki
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