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“左右で違う”が正解!3点で掴めるトリグリッププライヤーの使い心地が地味に革命的でした

 ジョイント部をずらすことで、くわえ部のサイズを変更できるのが、コンビネーションプライヤー。薄いものから太いものまでこれ1本で対応可能な上、ラジオペンチよりもガッチリつかめることから、なにかと出番が多い工具です。

 よく使われる工具だけに、価格も安め。500円以下で購入できる廉価なものが多数ありますし、1000円前後まで範囲を広げれば、有名メーカーの製品まで手に入ります。最近では見かけなくなりましたが、以前は100円ショップでも売られていました。

ウチの工具箱にいたダイソーのコンビネーションプライヤー

 どれも基本的な構造は変わらず、使い方も同じ。それなら、どれを選んでも同じだろう……と考えてしまいがちです。しかし、よく使う基本的な工具となるだけに、ガタが少ないとか、グリップが握りやすいといったちょっとした違いが、使いやすさを大きく左右することもあります。また、さらに他にはない工夫をしているメーカーもあります。

 そんな工夫が凝らされたコンビネーションプライヤーの1つが、ロブテックスの「トリグリッププライヤ TG」。

ロブテックスの「トリグリッププライヤ TG」(TG150)

 全長165mmの「TG150」(実売1200円前後)と、205mmの「TG200」(実売1500円前後)の2種類がありますが、今回は小型のTG150を購入しました。こちらを紹介していきましょう。

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