マウスのミニタワー型ゲーミングPCに新ケース登場! デザイン刷新で魅力がさらにアップした「G TUNE DG-I7G7T」
2025年10月25日 10時00分更新
ミニタワーながら大型のグラフィックスカードを搭載可能
サポートバーでしっかり固定&もちろん冷却性能はバッチリ確保
サイドパネルの上部には切り欠き状の取っ手があり、その部分を引っ張ることで簡単かつ安全にパネルを外して内部にアクセスすることができる。CPUクーラーなど一部を除き、ケーブル類はほとんどがマザーボード裏側に回されており、非常にスッキリとした内部レイアウトになっている。
エアフローは、本体底面とフロント下部から取り入れた空気を上面と背面から排出する仕組み。ケース内に空気の流れを阻害するケーブル類がないこともあって冷却効率は高いようで、高負荷時も動作は安定していた。
本体背面。内部パーツを冷却した空気が大型のファンで外部に排出される仕組み。評価機の場合、インターフェースは、USB 3.0 Type-A×7 、Thunderbolt 4×1、LAN×1、マイク入力×1、ラインアウト×1、SPDIF/オプティカル/角形×1、HDMI×1、DisplayPort×3が搭載されていた
ケース底面には、ホコリが入り込むのを防ぐためメッシュ状の防塵フィルターが搭載されており、背面下部から引き出して簡単に取り外すことができる。付着したホコリは掃除機で吸い取ったり、水洗いして手軽にキレイにすることが可能。メンテナンスの手間が少なくてすむのが嬉しい。
ここ最近のゲーミングシーンの進化にともないグラフィックスカードの大型化が進んでいるが、「DG」シリーズはミニタワーモデルながらカード長30cmを超えるような3連ファンの大型グラフィックスカードが搭載できるのも大きな特徴。そのカードをガッチリ固定できるサポートバーも用意されており、自重や経年でズレたり変形したりする心配がないのは安心だ。
このほか、ケース前面に光学ドライブを搭載することも可能。BTOオプションでは、DVDスーパーマルチドライブとBDドライブから選択できる。もちろん、不要ならドライブ非搭載にすることも可能だ。
なお、今回試した「G TUNE DG-I7G7T」の場合、BTOでは光学ドライブ以外に、OSのエディションやOfficeの有無、メモリーやストレージの容量、CPUグリスの種類、ケースファンの赤色LEDの有無などをカスタマイズすることができる。メモリーは標準で32GBだが、64GBまで搭載可能。ストレージは標準で2TBのNVMe M.2 SSDが1基だが、2〜3基目としてNVMe M.2 SSDとSATA HDDを追加することができる。いずれも最大容量は8TBまで用意されている。
CPUやグラフィックスカードはモデルごとに異なり、カスタマイズできない場合が多いので(一部モデルのみCPUカスタマイズ可能)、用途がゲーム中心なら、遊びたいゲームに合ったCPUやグラフィックスを搭載したモデルを選ぼう。その際、ゲームプレイ時のテンションを上げたいなら、BTOで赤色LEDケースファンを選択することをおすすめする。
普段使いがメインでゲームはときどきという人なら赤色LEDなしのケースファンや光学ドライブ非搭載にして予算を抑える代わりに2基目のストレージを追加してデータ管理をしやすくするのも手。動画編集やゲーム実況まで視野に入れているなら、大容量の8TB HDDやBlu-rayディスクドライブ搭載などを検討してみてはいかがだろうか。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう




