なぜ町のゲームショップは消えたのか。1985年からゲーム業界の歴史を振り返る経営シム「ゲームショップ斜陽」
2025年10月10日 17時10分更新
ロブスタジオは10月10日、PC(Steam)向け経営シミュレーションゲーム「ゲームショップ斜陽」を発表した。
本作は、かつて町のいたる所にあった「ゲームショップ」の経営者となり、1985年から始まる激動の25年史を追体験できるゲーム。「懐かしいだけでは生き残れない」シビアな経営体験が待っているという。
ゲームは「1ヵ月1ターン」で進行し、毎月の判断がゲームショップの未来を左右する。新作の期待値を探る【情報収集】、資金と在庫スペースを見ながら本数を推測する【仕入れ】、季節や人気ソフトの有無で大きく客足が変動する【販売】、より多くの客とソフトをさばけるようになる【拡大】を繰り返し、店を大きくしていこう。
仕入れの直前にはゲームソフトの前評判が情報として入ってくる。それを参考にどのゲームが売れるか予想し、仕入れ本数と価格設定を調整していくのが楽しい!
「キングダム ウィズダム」は王道っぽいから多めに仕入れて、「ソルジャー ダッシュ」はアクションだから超強気の値段設定にして、事前評判(ランク)の低い「ネーション 日記」は推奨より本数を少なく……という感じに仕入れてみる。
【開発者のメッセージ】
「あの頃のゲームショップ」への敬意を込めて──
私には、ゲームショップの店長になる夢がありました。当時、近所にあったゲームショップは青春の1ページそのもので、夢の場所でした。
しかし時代の流れで、ゲームショップという存在は段々と廃れ、人々から忘れられつつあります。
私のようにゲームショップを大好きな人間がたくさんいたはずなのに、なぜ「斜陽」となっていったのか。
子どもの頃にワクワクしながら足繁く通っていた、私の素敵な思い出をゲームとして残すべく、この『ゲームショップ斜陽』を開発しています。
ぜひ、お手に取って遊んでいただけますと幸いです。
10月14日より開催のSteam Nextフェスに向けて、最初の3年間を遊べる体験版を配信中。おもしろそうと感じた人、開発者の想いに共感した人は、ぜひ体験版を遊んでみては。
【ゲーム情報】
タイトル:ゲームショップ斜陽
ジャンル:ゲームショップ経営シミュレーション
販売:ロブスタジオ
配信日:2025年予定
プラットフォーム:PC(Steam)
価格:未定
©Lobstudio Inc.
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