壁際15cmで100インチの大画面、JMGOの超短焦点プロジェクター「O2S Ultra 4K」発表
2025年10月03日 09時00分更新
日本ビジネス開発は10月3日、JMGOの超短焦点プロジェクター「O2S Ultra 4K」を国内販売すると発表した。予約受付は10月7日から。販売価格は49万9180円だが、11月17日までに公式サイトで予約すると発売記念価格(20%OFF)の39万9344円で購入可能だ。
グローバル仕様の製品は日本先行で販売
O2S Ultra 4Kは家庭での設置のしやすさに配慮しながら、映画館クラスのシアター体験を得られる製品として企画されている。CESなどでは中国市場向けの製品が先行して紹介されていたが、グローバル向けモデルとして輝度やOSなどの仕様を向上させており、日本が初の展開となる。
投射比0.16:1は業界最短クラス。わずか15cmの距離から100インチの大画面を映し出せる。明るさは3650 ISOルーメンと高輝度。昼間の明るいリビングでも、カーテンを閉めずに映像を楽しめるようになっている。
モジュール数を増やすことに加えて映像エンジンも強化。物理的な部分での改善を図った。日亜化学工業製3色レーザーを採用。自社開発のRGBレーザーエンジンも「MALC 3.0」に進化した。光学効率が従来比30%向上し、より鮮明で力強い映像表現を可能になったという。色域はBT.2020の110%以上をカバー、コントラスト比は4000:1を実現。さらにレーザー方式特有のスペックルノイズを独自のLSR技術で97%以上除去し、色の均一性も96%以上という高水準だ。Dolby Visionに初対応し、HDR10に対応する点も特長で映画やスポーツを臨場感豊かに再現できる。
テレビを置かないリビングで大画面の迫力を!
本体サイズは幅312×奥行き290×高さ140mmとコンパクト。重量も4.5kgと軽量だ。壁際に寄せて置けるので、テレビラックなどにも置きやすいのが特徴だ。自動台形補正、オートフォーカス、自動スクリーンフィット、デジタルズームなどを搭載するため、設置後に最適な画質を得るための調整も簡単。壁の凹凸がある場合でも専用アプリと連携し、自動で平坦な画面に補正でき、初心者でも手軽に最適な映像を得られるとしている。
最新チップのMediaTek「MT9679」を搭載し、AIを活用した高画質化機能も用意している。低解像度映像を高精細に変換する「AI強化モード」や、ユーザーの好みに合わせた画質調整テンプレート機能も備えており、このテンプレートはメーカーやユーザーが作成したものを配布・共有できる仕組みも用意するそうだ。
音響面ではデンマークの高級オーディオブランドDYNAUDIO製の10W+10Wスピーカーを搭載。バーチャルサラウンドながらDolby AtmosやDTS:Xにも対応するので、映画配信サイトなどのコンテンツをこれ1台で楽しめる。
なお、本製品は専用スクリーンとのセットモデルも特別価格で用意している。巻取り式のスクリーンをセットにした「O2S Ultra 4K+VIVIDSTROM」は55万7744円、スクリーンにBluetooth接続のスピーカーを内蔵した「O2S Ultra 4K+Liberty Wide」は63万6944円と割安だ。予約購入者には合計3年の保証(標準1年保証に加えて2年間の延長保証)を無償で付与する。
日本ビジネス開発はO2S Ultra 4Kを体験できる無料体験会も実施予定。場所は千駄ヶ谷にあるJMGO Japanで、開催日時は2025年10月24日13:00~19:00と2025年10月25日11:00~17:00。最寄駅はJR原宿駅の竹下口(徒歩8分)または東京メトロ 副都心線 北参道駅 3番出口(徒歩6分)。来場&購入者特典として、当日O2S Ultra 4Kを予約した人に対して抽選で3人に「Liberty Wideスクリーン(約40万円)」をプレゼント、また、アンケート回答者から抽選で1人にJMGOプロジェクター(10万円以下)をプレゼントする。
Amazon「プライム感謝祭」では既存製品を最大40%OFF
内覧会上にはJMGO製品も展示されていた。小型のPico Flix、PicoPlay+など特長的な機種が多い。なお、10月4日から開催のAmazon「プライム感謝祭」では、N1S Nanoなどの人気機種が最大40%OFFで購入できるとのことだ。
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