ごきげんよう、食欲の秋。みなさん、おいしいごはん食べていますか? さて。コンビニからは注目グルメが毎週のように登場していますが、今回はちょっと特別です。
ローソンにあの名店「オーベルジーヌ」監修カレー
ローソンは、欧風カレー専門店「オーベルジーヌ」監修の商品を10月7日に発売します。
オーベルジーヌといえば、映画やテレビの撮影現場での「ロケ弁」で有名な欧風カレー専門店。1987年に四谷で創業し、ロケ弁や会議用弁当を中心に都内などに宅配しています。日清の「カップメシ」にも登場しているので、その名前を聞いたことがある人は多いはず。有名人にもファンが多い名店です。その監修カレーがローソンで気軽に味わえるなんてうれしいではないですか!
「チキン焼カレー」「欧風チキンカレー」を食べてみた
監修商品として登場するのは、「チキン焼カレー」「欧風チキンカレー」「カレーまん」の3品。そのうち、チルド弁当の「チキン焼カレー」とパウチ惣菜の「欧風チキンカレー」をいち早く試食しました。
まずはチルド弁当として登場する「チキン焼カレー」を実食。
■オーベルジーヌ監修 チキン焼カレー 599円
なお、オーベルジーヌのカレーの特徴は、玉ねぎの甘みとスパイスの絶妙なバランスといわれています。公式サイトによると、玉ねぎを72時間煮込んで甘味を最大限に引き出した“玉ねぎブイヨン”“玉ねぎペースト”を使用し、さらに24種類のスパイスを絶妙に調合。継ぎ足しを重ねて深みのある味に仕上げているそうです。ファンの間でも「甘いのに辛い」と評判。はたして、その雰囲気が味わえるのでしょうか?
焼カレーをひと口食べた瞬間、「あ、甘い!」。長時間煮込まれた玉ねぎのとろけるような甘さが広がります。脳が「甘口カレー」と判断した直後、チリチリ、ピリピリとスパイスが追いかけてきて印象が一変。
なるほど、これはスゴイ。まず想像以上に甘いんです。そして想像以上にスパイシー!
しかも、スパイスのききかたが、ガツンとくる辛さではなく、重なり合うような繊細な辛さなんです。タップダンスのように軽やかな足さばきのようなスパイス、なんて風に感じました。
“スパイス=辛さ”ではなく、香りや風味が華やかなのですが、それでもしっかり辛さもあります。……うん! 食べ進めるうちに、なかなか辛いなと感じてきます。
焼カレーならではの炙りの香ばしさも食欲をかきたててきます。あと、圧倒的なカレーなおいしさで影が薄くなってしまったのですが、チーズも使われていて、チーズのコクもおいしさを後押ししていますよ。
具材にはゴロッとした鶏肉が入っていて、食べ応えもしっかり。辛いのが好きなナベコは、スプーンが止まりませんでした!
■オーベルジーヌ監修 欧風チキンカレー 430円
続いて「欧風チキンカレー」も試食。こちらは家でご飯を別に用意するタイプのチルドお惣菜です。
マンゴーなどのフルーツや玉ねぎの濃厚な甘さのあとに、ガラムマサラやシナモンなどのスパイスが追いかけてくるチキンカレー。やはり甘みのあとにスパイスの刺激がチリチリと広がります。
“甘みとスパイスの絶妙なバランス”とはこのこと! こちらもゴロッとした鶏肉が2切れ入っていて高級感ありました。
「焼カレー」は辛いカレーが好きな人向け
「チキンカレー」はより上品な味わい
さてさて、2つの監修カレーですが、食べてみると雰囲気がちょっと違って、お弁当の「チキン焼カレー」はカレーの汁気が少ないためか、ギュッと風味が凝縮していて後を引く辛さが際立って感じました。「欧風チキンカレー」はもう少し上品で甘みをより強く感じます。
いずれも、甘みがしっかりあって、なおかつスパイシー。ロケ弁で人気なお店監修なんだと納得の仕上がりです。食欲の秋に、思わず舌鼓を打ってしまうグルメカレーでしたよ~!
発売は10月7日です。試食レポはありませんが、「オーベルジーヌ監修 カレーまん」(215円)も同日発売予定です。これも甘みとスパイスのバランスが絶妙のたまらない仕上がりになっていることでしょう!
ちなみに、オーベルジーヌでは、お弁当にジャガイモがついてきます。家で茹でたジャガイモを用意しておけば、本場の雰囲気がより楽しめるかも‥‥…!
※記事中の価格は税込
ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。フードコーディネーター。
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