9月25日、大阪・関西万博に行きました。新大阪駅10時着ののぞみは東京から満席で、博多行きなのですが9割が大阪で下車。その人たちがみんな万博に行くのではと思えるほど、地下鉄で夢洲駅方面もずっと混雑で、入場できたのは12時過ぎでした。
東ゲートから入った正面にミャクミャク像があって、みなさん、とりあえず記念写真ですね。そのまま前進するとアメリカとフランスが並んでいて、それぞれ違うデザインで。ああ、万博来ましたね感が高まります。
とはいえ、連日20万人超えですから、おいそれと中は見られません。待ち行列嫌いなので、そのまま左手方向へ「大屋根リング」に沿って、見て回りました。
1970年、小学生ながら大阪万博に通い詰めて、堪能したおじさんとしては、どのパビリオン(古い呼び名?)も、なんだか小さくて、みんな四角くて、迫力がありません。とはいえ、がんばってデザインしている国は楽しめました。
籠のようなフィリピン、巨大スクリーンのアメリカ、オシャレなフランスや、円柱が不思議なUAE、書道な中国、ローラーコースターなオーストリア、鱗球のシンガポール、遺跡のようなウズベキスタン、彫刻がナマステなインド、鏡で2倍のタイも工夫されていて良かったですね。
海外パビリオンの多くは予約しなくていいのですが、長蛇の列または入場制限中です。入場制限中というのは、ここで行列もしないでくださいという意味ですね。
なかの仕組みによって、一定時間ごとに大人数が入れる館があり、入場制限中のちかくでもたついていると、急に「それではこれから入場できます」というアナウンスとともに、待ち0分で入れてしまいます。偶然が必要ですが「待たさない」という主義は、おじさんには正義と思えました。
さらに、海外パビリオンの多くは、自国の料理やスイーツをアピールするカフェや、レストラン、テイクアウトが併設されていて、こちらも20万人の場合は大行列または入場制限中なのですが、やはり、入場制限明けに行きあたって0分で海外料理にありつけました。
建造物として、70年万博おじさんも感心したのは、「null²(ヌルヌル)」のデザインです。コンセプトによると、「パビリオンの外観は、動的な鏡面素材によって構成され、常に変形しながら周囲の環境や来場者自身を映し出します」で、脈動するキューブと目玉の動きが未来感ありました。
70年大阪万博のパビリオンは巨大で超個性的デザインで、それだけで未来だったので比べてしまうのですが、やはり万博には未来があって欲しいですよね。85年のつくば博も、「国際科学技術博覧会」なだけに、未来がたくさんありました。
そんなおじさんも感動したのは、大屋根リングです。幅30m高さ20mの木造建築が、総延長2km続く「世界最大の木造建築物」ですからね。日が暮れてライトアップされるとさらに美しく、これを観るためだけでも大阪・関西万博に来て良かったと思いました。
すでにチケットお持ちの方は現地当日券交換が1日数百枚あるそうです。ぜひ観に行ってくださいね!!
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