ゲーミングPCやディスプレー、ビデオカードの新製品も発表
世界を知ったゲーム大会の裏話! ギガバイト「AORUS」ブースで「QT DIG∞」FORTNITE部門の選手たちがトークショー【TGS2025】
2025年09月27日 15時15分更新
東京ゲームショウ2025のギガバイトのゲーミングブランド「AORUS」ブースでは、新製品の発表や展示で来場者を魅了した。
9月27日には、プロeスポーツチーム「QT DIG∞」の選手たちによるトークショーも実施。ステージ登壇者とともに、会場は多くのファンで賑わっていた。
AORUSの最新ゲーミングPC&デバイス
トークショーに先立ち、AORUSは最新のゲーミングPCやディスプレー、ビデオカードを発表。最先端の仕様を備えた製品ラインアップなので、ゲーマーやクリエイターの注目を集めただろう。
AORUS独自のATX プレミアム・ゲーミングPCという「AORUS PRIME 5」。AMD Ryzen 7 9700XとGeForce RTX 5080 WINDFORCE OC SFF 16Gを搭載し、32GBメモリーと2TB SSDを標準装備するなど、ゲーマーやクリエイターに極限の体験を保証する仕様となっている。
冷却には専用240mm簡易水冷クーラーを採用し、専用のPCケースと850W電源(80 PLUS Gold認証)も組み合わされ、ハイエンドユーザーにふさわしい完成度を感じさせる一台だ。
ディスプレーの新製品として登場したのが「MO27Q28G」。第4世代WOLEDパネルを搭載し、280Hzのリフレッシュレートと0.03msの応答速度を実現。ピーク1500ニトの高輝度とHDR表示で、高コントラストな映像体験を提供する。
さらに、反射を99%抑えるコーティングによりゲーミング環境での視認性も抜群。AIベースのOLEDケア機能を備えており、長時間使用においても安心して使える設計だ。
新ビデオカードとして披露されたのが「GeForce RTX 5070 AERO OC 12G」。12GB GDDR7メモリを搭載し、冷却性能を高める「WINDFORCEシステム」を採用。ケース内を彩るRGBライティングや、性能と静音性を選択できるデュアルBIOSも備えている。
さらに、大型カードをしっかり支える強化構造や設置自在なVGAホルダーも標準装備されるなど、安定性と使い勝手を追求した仕様だ。4年間の延長保証(要オンライン登録)にも対応し、長期的な利用を見据えた設計が光る。
QT DIG∞選手たちが語るFORTNITE世界大会のリアル
ステージでは、プロeスポーツチーム「QT DIG∞」FORTNITE部門の選手たちによるトークショーを実施し、2025年シーズンの活躍を振り返った。
登壇者は左から、Shiras氏、QT DIG∞ストリーマー・LiaqN氏、QT DIG∞ FORTNITE部門・PONY選手、Jaemon選手、Zerokun選手、Merem選手、スペシャルゲスト・Pols氏
トークでは、FNCS世界大会(FNCS 2025 Global Championship)に参加した際の体験が中心に語られた。会場の雰囲気や演出など、日本・アジアと世界の違いを肌で感じたという。特に、「世界では1位を目指す意識がスゴイ」「勝ったら分かりやすく喜ぶし、負けたら机とか叩いて本気で悔しがるんですよ」と、勝敗への感情表現が強いこと、選手たちの熱量の高さなどが印象的なコメントとして挙がった。
大会での対戦については、1対1の戦闘でうまく立ち回れたようで、世界一位の相手にも勝ち越す場面があったという。世界でも通用する手応えを得られたようだ。
反省点としては、もっと早くから世界大会に参加するチームと交流し、十分な準備を整えて臨むべきだったと振り返りつつ、すでに次の大会に向けた準備を進めていることも語られた。
BTO PCとeスポーツの両輪で魅せたAORUSブース
AORUSブースは、新製品発表からプロ選手によるトークショーまで、幅広い来場者を惹きつける内容で盛り上がった。最先端のPCやグラフィックスボードを展示しながら、eスポーツと結び付けた発信を行う姿勢はブランドの強みを示している。
今回の展示を通じて、ギガバイトの今後の製品展開やAORUSブランドの進化からますます目が離せない。
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