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Raspberry Pi 500+発表 16GB RAM&256GB SSD搭載、RGB対応メカニカルキーボード一体型PC

2025年09月26日 08時30分更新

 
 

 Raspberry Piは、新しいキーボード一体型パソコン「Raspberry Pi 500+」を正式発表した。国内ではスイッチサイエンスが販売を予定しており、価格は39,600円から。

 「Raspberry Pi 500+」はRaspberry Pi 5をベースに開発された上位モデル。最大の進化ポイントは、従来のメンブレン方式からメカニカルキーボードに変更されたこと。さらにアドレサブルRGB LEDを搭載し、見た目もカスタマイズ性も強化されているという

 標準仕様として16GB RAMと256GB SSDを内蔵し、OSはあらかじめRaspberry Pi OSがインストール済み。キーキャップ交換に対応し、さらにメカニカル特有の打鍵音を抑えるダンパーキットも別途用意されている。

 販売元のスイッチサイエンスでは、日本語配列・US配列の両キーボード版を提供予定。また、ACアダプターやHDMIケーブル、公式マウスを同梱した「Raspberry Pi 500+ Kit 日本語キーボード」も用意。このキットは43,560円で、英語版のビギナーズガイド付き。購入後すぐにセットアップして利用できるのが魅力だ。

 Raspberry Pi 500+の主なスペックは、2.4GHzクアッドコア64bit Arm Cortex-A76 CPU、VideoCore VII GPU、16GB RAM、256GB SSDを搭載。さらにWi-Fi 802.11ac、Bluetooth 5.0、ギガビットイーサネットなどの通信機能を備えている。

 接続面ではデュアルmicro-HDMIやUSB 3.0ポートを搭載し、キーボードは88キー(US配列は84キー)のメカニカル方式を採用している。

 販売はスイッチサイエンスの公式オンラインショップを通じて行われる予定。また、メカニカルキーボードの打鍵音を抑える「Raspberry Pi 500+ ダンパーキット(200個入り)」も660円で販売される。

 新モデルは、コンパクトなオールインワンPCを求めるユーザーだけでなく、自作PCやガジェット好きにも注目される一台となりそうだ。

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