開催の経緯と感想をフランス人社長・ベッカー・サムエル氏にインタビュー
前日準備から撤収まで密着取材!JAPANNEXTはじめてのプレスカンファレンスの舞台裏から感じたもの
2025年10月04日 10時00分更新
社長のベッカー氏が会場入り、リハーサルは入念に
会場のセッティングが概ね完了したころ、同社の代表取締役 社長のベッカー・サムエル氏が、リハーサルのために会場に到着しました。ベッカー氏は会場の様子を見回り、展示製品を細かくチェックしていきます。スタッフさんたちと相談しながら、念入りに整えていく様子が印象的でした。
カンファレンスで初お披露目する6K(6016×3384ドット)ディスプレーについては、発表演出に頭を悩ませました。発表の瞬間に合わせてキャスター付きの台で登場するのか、あるいは最初に布をかけておいてあとでその布を取るのかなど、なるべく記憶に残る演出方法を模索します。
最終的には、布をかけておいて発表に合わせて取る、という形に。細かい部分にも思えますが、メーカーさんはより良い発表のために、こんなにも頭を悩ませているのですね……。
社長の細部にわたるチェックを経て、ついに会場の最終形が固まりました。ゲーミングとビジネスに分かれたタッチ&トライコーナーや、未発表製品の参考出展など、JAPANNEXTならではの豊富なラインアップと最新トレンドへの嗅覚が光る布陣です。
会場のチェックが終わった後は、プレゼンのリハーサルです。台本やスライドの確認をしながら、内容の最終調整を行います。実際にプレゼンの流れを試行しながら、文言やしぐさ、音響まで詰めていきます。
プレゼンは立つべきかイスを用意するべきか、マイクはピンマイクかハンドマイクかなど、スタッフと相談しながら最適なプレゼンの形を作っていきます。特にプレゼンの台本については、リハーサルをしながら納得のいくまで修正を繰り返していました。
ベッカー氏はフランス生まれの生粋のフランス人ですが、日本語はかなりのもの。しかし、それでもうまく発音できていないところ(筆者からすれば普通にしゃべれているような気がしますが……)が気になるようで、何度も何度も練習し、改稿しておられました。
というわけで、準備は万端。あとは翌日の本番を待つだけです。どんな形になるのか、期待と緊張の入り混じった夜が更けていきます。
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