開催の経緯と感想をフランス人社長・ベッカー・サムエル氏にインタビュー
前日準備から撤収まで密着取材!JAPANNEXTはじめてのプレスカンファレンスの舞台裏から感じたもの
2025年10月04日 10時00分更新
みなさんは「JAPANNEXT」をご存じでしょうか? 近年注目が集まっているディスプレーメーカーの1社で、コスパの良さとトレンドへの対応の早さは目を見張るものがあり、毎年かなりの数の新製品を世に送り出している企業になります。しかし、その一方で同社は発表会を開催したことがありません。
そのため、多くのメディアにとっても、どういった会社なのかを直接知る機会は少なかったと言えます。そんなJAPANNEXTが設立から10年(なお、前身となる会社は2006年に起業)のこのタイミングで、ついにプレスカンファレンスを行うことになりました。
なお、「はじめてのプレスカンファレンス」とド直球なタイトルをつけられたこの発表会の様子は、ASCII.jp(関連記事:【期待しかない】JAPANNEXTが6Kディスプレーを予告 新デュアルディスプレーや初の充電器も一挙公開)で取り上げています。
設立から結構な年月が経っているのにもかかわらず、「なぜ今までやってこなかった発表会をこのタイミングで?」と疑問に思う人も少なくないでしょう。そこで、今回はカンファレンスの舞台裏を取材するとともに、一体どういった経緯で開催に至ったのかをお聞きしてきました。
前日準備に潜入!細部までこだわりのレイアウト
本プレスカンファレンスは2025年9月17日に開催。筆者はその前日にあたる2025年9月16日に会場に向かいました。会場は秋葉原のソフマップAKIBA パソコン・デジタル館にある「eSports Studio AKIBA」。eスポーツイベントやゲーミング系のイベントが多い場所です。
実はこの会場、JAPANNEXTが機材サポートを行っており、会場に設置してあるディスプレーは同社の製品になります。言うならばここはJAPANNEXTの「ホームグラウンド」。ゆえに、初カンファレンスの会場としてはピッタリかもしれません。
筆者が到着すると、展示機材のセッティングを行っているスタッフさんたちの姿がありました。JAPANNEXTでは、ゲーミング向けからビジネス向けまで幅広い製品を展開しています。今回はそのラインアップの豊富さを見せるため、ビジネスコーナーとゲーミングコーナーを分けて展示していました。
筆者もいくどかメーカーさんの発表会やカンファレンスに参加したことがありますが、その準備段階を目にしたのは初めての経験でした。当然なのですが、会場レイアウトの考案から製品のセッティング、発表内容の準備、音響のチェックなどなど、こうした場を設けるにあたって必要な準備はたくさんあります。
正直、あまり意識したことはありませんでしたが、あらゆるイベントの陰には表に出ないさまざまな苦労があるんですよね……。取材する側としても、身が引き締まる思いになりました。
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