開封から組み立てまでの工程がとってもスムーズ
ディスプレーのセットアップが面倒に感じる人は、わりと多いだろう。そこで、JN-i24WUXGAの魅力の1つとして、開封から組み立てまでの工程がスムーズである点も触れておきたい。
JN-i24WUXGAはコンパクトサイズかつ軽めなので、セットアップがとても簡単。その証拠として、JAPANNEXT公式YouTubeチャンネルにある本機の開封・組み立て動画をご紹介しよう。
上記の動画や付属の説明書を参考にすれば、5分程度でセットアップが完了するだろう。なお、組み立てにはドライバーなどの工具もいらなかった。逆にスタンドを外すときは台座のツメがやや固いので、注視ながら引き抜こう。
OSDメニューはシンプル
最後に、JN-i24WUXGA のOSDメニューをチェック。OSDメニューは画面の明るさやコントラスト、色設定などを細かく設定できる。画面の視認性を上げたいときに調整しよう。
ピクチャーモードは通常の「スタンダード」をはじめ、「FPS」「RTS」「テキスト」「映画」「ゲーム」が選べる。「明るさやコントラスト、色温度などを細かく設定するのが面倒……」と悩んでいる人は、コンテンツにあわせて選択してほしい。
ちなみに、OSDメニュー操作用のボタンは本体背面に配置。押し心地は悪くないが、ボタンの位置が少々わかりにくいので、操作には慣れが必要かもしれない。
まとめ:16:10の24型ディスプレーで2万円未満は十分コスパ良し
JN-i24WUXGAは2万円以下でありながらも満足できる機能を備えたディスプレーだった。WUXGAはフルHDよりも11%縦長なので、仕事でもゲームでも活躍できるだろう。一方で、コストカットの対象になったインターフェースやスタンドについてはやや不便を感じるものの、ディスプレー自体のクオリティーは申し分ないと感じた。
2台買わなくてはいけないマルチディスプレー環境でも、4万円以下で揃ってしまうお買い得さはかなり魅力的に映る。不満を感じるスタンドは浮いた予算でアームを導入してもいいだろう。急場しのぎのディスプレーとしても十分役割を果たすし、メインディスプレーとして使い続けられるだけのポテンシャルは十分感じた。
| JN-i24WUXGAの主なスペック | |
|---|---|
| パネル | 24型IPS(AHVA、非光沢) |
| 解像度 (アスペクト比) |
1920×1200ドット(16:10) |
| 表示色 | 1670万色(sRGB:99%) |
| 輝度 | 280cd/m2 |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
| リフレッシュレート | 最大75Hz |
| 応答速度 | 14ms |
| インターフェース | HDMI 1.4、D-Sub 15ピンほか |
| スピーカー | - |
| チルト | -5度~+15度 |
| 高さ調節 | - |
| スイーベル | - |
| ピボット | - |
| サイズ/重量 | 約533(W)×189(D)×439(H)mm/約3.7kg |
| その他 | VESAマウント(75×75mm) |
| 直販価格 | 1万9980円 |
ちなみに、JAPANNEXTの24型WUXGAディスプレーはほかにもある。映像入力端子が豊富でリフレッシュレートが100Hzの「JN-IPS24WX-C6」。そのJN-IPS24WX-C6に昇降式多機能スタンドを付けた「JN-IPS24WX-HSPC6」。そこからUSB Type-Cを省いた「JN-IPS24WX-HSP」をラインアップ。用途に応じて選んでほしい。
JAPANNEXTの24型WUXGAディスプレー「JN-IPS24WX-C6」。リフレッシュレートは最大100Hzと高く、映像入力はHDMI 2.0、DisplayPort 1.2、USB Type-C(最大65W給電)と豊富だ。直販価格は2万4980円
JAPANNEXTの24型WUXGAディスプレー「JN-IPS24WX-HSPC6」。JN-IPS24WX-C6と同様、HDMI 2.0、DisplayPort 1.2、USB Type-C(最大65W給電)を備えるほか、昇降式多機能スタンドが付属するモデルとなる。直販価格は2万6980円
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