LETSHUOER「S12 Pro」
有線もいいじゃん! 低遅延イヤホン探していたら平面駆動で音もいいこれに行き着いた
2025年10月15日 18時00分更新
S12 Proは平面磁界型ドライバーを搭載した有線イヤホンです。高音質を追求したオーディオ向けモデルですが、Bluetoothのような遅延がないという観点ではゲーム用途にも十分活躍できるのではないでしょうか? メリットと注意点を整理しながら紹介していきます。
S12 Proを使う3つのメリット
ポイント(1)平面駆動ならではの高音質
S12 Proは平面磁界型ドライバーを採用したイヤホンで、音質にこだわっています。高域から低域までバランスが良く、解像感の高さが際立つサウンドです。
平面駆動方式は、音の立ち上がりや空間表現に優れ、ライブ感のあるサウンドを実現します。音楽ファンだけでなく、ゲームの世界に没入したい、ここの音をしっかり聞きたいという層にも十分響くクオリティーを持っています。
ポイント(2)高感度で扱いやすい
S12 ProはスマホやPCのイヤホンジャックに直接つないで気軽に鳴らせる設計です。これにより、特別な環境を整えなくても高音質を楽しめます。より高音質に楽しみたいのであれば、専用のプレーヤーやアンプを用意したほうがいいのでしょうが、PCや変換ケーブルでiPhoneなどとも簡単につなげます。
映像視聴のほか、有線接続のため遅延が少ない点を活かしてリズムゲームなどタイミングがシビアなコンテンツを楽しむというのも良さそうです。
ポイント(3)使いこなしとカスタマイズ性
本体は質感が高く、長く愛用したくなる仕上がりです。そのうえ、リケーブルにも対応しており、ケーブルを交換することで音の傾向を変えたり、バランス接続を楽しんだりと“使いこなし”の余地が広がります。
イヤーピースの選択肢も豊富で、自分の耳に合わせたフィッティングが可能。単なる消耗品ではなく、所有欲を満たしてくれる趣味性の高いイヤホンです。
購入時に注意すべき側面
マイク非搭載
筆者の関心からゲーム用途という話をしてしまいましたが、基本的に音楽鑑賞向けに設計された製品です。そのため、マイクは搭載されていません。ゲーム用途でボイスチャットを使う場合は、別途マイクを用意する必要があります。コミュニケーションを重視するゲームをプレーしたい方はご注意ください。
価格と新しさのバランス
発売から時間が経っている機種となります。オーディオ機器は比較的ライフサイクルが長いですが、平面磁界型でもより安い機種は出てきています。本製品はやや“通好み”のポジションかもしれません。一方、発売から時間が経っているからこそ、ユーザーの意見も多く参照できる面があります。安定した評価を得ており、安心して選べるのも事実です。必ずしも、最新=最良ではない世界がオーディオとも言えます。
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