「QT DIG∞×アプライド コラボモデル」をレビュー
RTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCが15万円台ってマジ?「QT DIG∞」コラボモデルはPCゲームデビューに最適な1台だった
2025年10月04日 10時00分更新
Ryzen 5 5700X&RTX 5060 Ti 8GBを搭載
ここからは、QT DIG∞APのスペックを見ていこう。試用機のCPUはAMD「Ryzen 7 5700X(8コア/16スレッド、最大4.6GHz)」で、GPUはNVIDIAのGeForce RTX 5060 Ti(VRAM 8GB)だ。
Ryzen 7 5700Xは、3年前に発売したCPU(ソケットAM4対応、Zen 3アーキテクチャー)だが、2万円台という手頃な価格帯で現在も定評がある。
GeForce RTX 5060 Tiは、2025年4月に登場したばかりの最新GPU(Blackwellアーキテクチャー)。リアルな映像美を描写する「レイトレーシング」に加え、高解像度かつ高フレームレートが見込める「DLSS 4」に対応する。
一般的に、RTX 5060 Tiは主にフルHD(1920×1080ドット)のプレイに適しているが、設定次第ではWQHD(2560×1440ドット)でのプレイも可能としている。
フルHD(1920×1080ドット)はもちろん、タイトルや画質設定次第ではWQHD(2560×1440ドット)でも快適にゲームが遊べる。なお、標準構成ではVRAM 8GB版だが、BTOメニューでは16GB版(+1万5000円)に変更できる。
メモリー容量は32GB(16GB×2)。試用機にはDDR4-3200で動くモジュールを搭載していた。最近はDDR5メモリーが主流になっているが、前世代のDDR4もまだまだ現役だ。作業内容にもよるが、DDR5とDDR4の性能差はそこまで大きくない。ゲーミングならさほど困ることはないだろう。
SSDはモニタリングソフト「CrystalDiskInfo 9.7.2」で詳細を見ると、キオクシアの「EXCERIA PLUS G3」の1TBモデルであることが確認できた。しっかりとPCI Express 4.0×4で接続している。
定番ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 9.0.1」で確認してみると、シーケンシャルリードは最大5000MB/s、シーケンシャルライトは最大3900MB/sと公称値に近い速度だった。動画などの大きいファイルを扱う際にその速さを実感できるはずだ。
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