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「触って納得」のスムーズなケーブル取り回し!ASRock「Steel Legend SL-1200GW」で組んだPCは高負荷長時間運用も静かで快適そのもの

2025年09月24日 18時00分更新

実可動に勝るテストはなし
「Cyberpunk 2077」を長時間プレイ

 最後に12時間近くゲームをプレイしてみた。消費電力が500Wを超える「Cyberpunk 2077」を12時間ほどプレイしたが、Windows 11を含めてその動作は安定していた。休日の実使用に近い長時間ゲーミングを楽しんだが、静かな深夜~明け方の間も、「SL-1200GW」のファン騒音やコイル鳴きを感じることはなかった。

 さらに電源ユニットの温度をサーモグラフィーで確認してみた。すると排気スリットから撮影した内部温度は最高60度台に達していたが、冷却ファンが備わっている下側は40度台になっていた。マザーボード底面側とPCケース正面からみて右側からも確認したが、とくに不安を感じるような温度ではなかった。

電源ユニット背面。内部の最大温度は60度に達していたが、冷却ファンのある下部はおおむね40度台となっていた

PCケース右側。背面側と同じく上部に熱が溜まっており、筐体表面温度は40度となっていた。コネクター部の発熱もみられない

PCケース内部マザーボード底面側。筐体上面からの熱が、ケース→マザーボードと伝わってしまっている感じだが、最も熱量がある部分でも40度台となっている

1200Wでも鋼鉄の信頼は揺るがない
「SL-1200G/GW」は買い!

 「SL-1200G/GW」のケーブルはほどよい長さと硬さで、PCIe補助電源ケーブルはケーブル1本につきコネクターも1つで非常に組みやすかった。

 そのうえ、高負荷時の安定した電力供給、常時回転の低負荷時を含めて静かだった冷却ファン、そして不安をまったく感じない内部温度で、「SL-1200GW」の実使用での安心感は非常に高かった。

 電源ユニットの新たな評価基準となるCybenetics認証を取得しており、保証も上位モデルと同じ10年を実現。そしてシックなオールブラックモデルだけでなく、ホワイトモデルの用意と、多くの推しポイントがある。

 アッパーミドル~ハイエンドPC構成に組み合わせる電源ユニット容量の理想のひとつとなる1200Wを、3万円台の予算で叶える「SL-1200G/GW」は、これから一式を組み立てる人や、電源ユニットの交換を検討している人にとって、良い選択肢となるだろう。

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