週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「触って納得」のスムーズなケーブル取り回し!ASRock「Steel Legend SL-1200GW」で組んだPCは高負荷長時間運用も静かで快適そのもの

2025年09月24日 18時00分更新

80PLUSとCybeneticsのダブル認証
高い変換効率に加え、最新規格のATX3.1、PCIe5.1に準拠

 電源ユニットを選ぶ際のひとつの指標となる認証は、高い変換効率を示す80PLUS認証に加え、80PLUSとは別の評価基準でより厳しくテストし静音性も評価されるCybenetics認証も取得している。

 「SL-1200G/GW」は、「80PLUS GOLD」、「Cybenetics PLATINUM」 、「Cybenetics LAMBDA A」の認証を取得している。出力容量が増加するとこれらの認証は取得が難しくなるが、「SL-1200G/GW」は1200Wにもかかわらず、1000Wと同じ認証をしっかり取得している。

Cybenetics認証は、80PLUS認証よりも厳しいテストをクリアしないと取得できない

 1200W電源ユニットの選択肢は増えており、なかには3万円を切っている製品もある。しかし、「SL-1200G/GW」は、価格以上と言える付加価値を満載している。

 具体的には、最新規格のATX3.1、PCIe5.1への準拠、Cybenetics認証の取得、2基の12V-2x6コネクター搭載、扱いやすい奥行き150mm仕様、10年保証、映えるホワイトモデルのラインアップ、そして発売開始時で3万円台半ばの価格設定などだ。スペック表や製品写真だけ見ても、非常に魅力的な製品に映るはずだ。

電源ユニットに挿し込むコネクターの側面には、ASRockの文字が入っている

電源ユニットに各種ケーブルを悩まずに接続できる

「Steel Legend SL-1200GW」を実検証

 ここからは実際に「SL-1200GW」を使ってPCを組み、性能をチェックしていこう。インテル「Core Ultra 9 285K」および、ASRock「Radeon RX 9070 XT Steel Legend 16GB」といった構成でPCを構築した。

テスト環境
CPU Intel「Core Ultra 9 285K」
(8コア//16スレッド、最大5.7GHz)
CPUクーラー CORSAIR「NAUTILUS 360 RS」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASRock「Z890 Steel Legend WiFi」
(インテルZ890、ATX)
メモリー CORSAIR「VENGEANCE DDR5 6400 32GB」
(16GB×2、DDR5-6400)
ビデオカード ASRock「Radeon RX 9070 XT Steel Legend 16GB」
(AMD Radeon RX 9070 XT、16GB GDDR6)
ストレージ Samsung「980 PRO PCIe 4.0 SSD 2TB」
(2TB M.2 SSD、PCIe 4.0×4)
PCケース Fractal Design「Define 7」
(ミドルタワー、ATX)
電源ユニット ASRock「Steel Legend SL-1200GW」
(1200W、80PLUS GOLD、Cybenetics PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Home」

マザーボードは、インテル LGA1851プラットフォームのASRock「Z890 Steel Legend WiFi」を使用した

CPUは24スレッドで動作するCore Ultra 9 285K。最大250Wで動作する

ビデオカードには、GPUの実消費電力を表すTGP(Total Graphics Power)が304WのRadeon RX 9070 XTを搭載した

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう