銃などがなくなり、武器破壊の要素も追加された戦闘システム
女子高生が主人公で、さらに日本が舞台ということもあり、本作の武器はバットや鉄パイプなど、近接武器のみになっている。また、武器は使い続けると壊れるようになっており、積極的に攻撃をしていると武器がなくなってしまうことも。どの敵は倒して、どの敵は逃げてといった、新しい戦略性が生まれている。
攻撃は、R1ボタンの攻撃とR2ボタンの強攻撃、さらに精神力ゲージを使った「渾身の一撃」と大まかに3種が存在。また、回避もできる。
本作では持久力ゲージが存在し、攻撃をしたり、回避をしたりすることでゲージが減り、これが0になると攻撃や回避ができなくなる。ゲージは時間経過での自動回復のほか、特定のアイテムを使う、敵の攻撃をジャスト回避(ゲーム内では「見切り回避」と言う)することで溜めることが可能。
攻撃一辺倒にできないのはストレスに感じる部分があるものの、緊張感にも繋がっていて、ゲームを盛り上げるのに一役買っているように感じた。
雛子は、セーブポイントである祠で祈願絵馬を供え「祈願する」を選ぶと、体力や精神力などのゲージの最大値を伸ばすことが可能。その際は、アイテムなどを祠に奉納することで得られるポイントが必要になる。
奉納できるアイテムの一部は体力回復などにも使えるので、探索で使うか、性能アップに使うか悩みどころ。ただ、こういったアイテムは多数手に入るので、雛子の能力をそれぞれ1段階くらいは上げておくのがおすすめだ。
また、雛子には装備品としてお守りをつけられる。お守りは攻撃力を上げるなど、性能をサポートする効果があり、その種類もさまざまだ。
お守りは探索中に手に入れることもできるし、祠で「おみくじを引く」ことでも得られる。おみくじを引くにも奉納で得たポイントを使うことに。探索に役立つものが揃っているので、こちらも積極的に挑戦したい。なお、「祈願する」では、お守りの装備できる個数を増やすことも可能だ。
体力回復や祠に奉納するアイテムなどは、マップで拾える。アイテムが置いてあったり、何か調べられるものがあったりしたときは、近づくと白い点が画面に表示される。そういったポイントがあった場合、雛子が顔をそちらに向けるようになっている。探索中は、彼女の顔の向きにも注意しよう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります





