映像の明るさや色温度などを調整できるOSDメニュー
最後に、JN-IPS238U-C6のOSDメニューやその操作ボタンについて軽く紹介しよう。OSDメニューは映像の明るさや彩度、色温度、HDRなどを細かく設定できる。
OSDメニューの操作は、パネル下部の右側にある5つのボタンで行う。ボタン間のスペースは十分あり、誤入力の心配は無用だった。ベゼルには各種ボタンの位置を記載している点もわかりやすくいい。細かい部分だが、JAPANNEXTの優しさが垣間見えた次第だ。
まとめ:3万円台前半は24型4Kモデルの中ではコスパ抜群
イマドキの4Kモデルにしては、JN-IPS238U-C6の3万2480円という価格は割高に感じる人もいるだろう。事実、業界最安モデルはJAPANNEXTの27型モデル「JN-V27UHD-IPS-D」で、価格は2万3800円だ。販路を限定しているモデルとはいえ、異常な安さだろう。「ついに4Kディスプレーもここまできたか」とうなる価格だ。
しかしながら、それは27型のお話。23.8型の4KディスプレーならJN-IPS238U-C6もかなり安価な部類と言える。強いて競合モデルを挙げるとすれば、JAPANNEXTの「JN-IPS238U」(直販価格3万980円)だろうか。USB Type-CやKVM機能がないJN-IPS238U-C6の廉価版となる。
ゆえに、わずか1500円の価格差でUSB Type-C給電やKVMが使えるJN-IPS238U-C6は、かなりコスパのいい選択肢に見えてこないだろうか。4Kディスプレーは欲しいけど机が狭くて悩んでいる方や、マルチディスプレーで運用したい人にはぜひオススメしたい逸品だ。
| JN-IPS238U-C6の主なスペック | |
|---|---|
| パネル | 23.8型IPS(非光沢) |
| 解像度 (アスペクト比) |
3840×2160ドット(16:9) |
| 表示色 | 10.7億色(sRGB:100%、DCI-P3:99%) |
| 輝度 | 300cd/m2 |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
| リフレッシュレート | 最大60Hz |
| 応答速度 | OD時:1ms(GtoG) |
| インターフェース | DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、USB Type-C、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ出力ほか |
| スピーカー | 2W×2 |
| チルト | -5度~+15度 |
| 高さ調節 | - |
| スイーベル | - |
| ピボット | - |
| サイズ/重量 | 約541(W)×210(D)×440(H)mm/約3.88kg |
| その他 | FreeSync、KVM、HDR、USB PD(最大65W)、VESAマウント(100×100mm) |
| 直販価格 | 3万2480円 |
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