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JN-IPS238U-C6をレビュー

稀少な23.8型4Kディスプレー、USB Type-C給電とKVM機能付きで3万円台前半は買い

2025年09月20日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

リフレッシュレートは60Hz

 先ほども述べたが、JN-IPS238U-C6は一般向けのディスプレーで、ゲーミングモデルではない。その理由は最大60Hzのリフレッシュレートにある。1秒1秒の差で勝負が決まるような対戦ゲーム(FPSやバトルロイヤルシューター、格闘ゲームなど)を“本格的に遊ぶ”上では物足りないというだけで、別にプレイできないわけでない。

 最大60Hzでも楽しくプレイできるゲームタイトルはたくさんあるし、FPSゲームでもカジュアルに楽しむぶんには問題ないだろう。ちなみに、PlayStation 5を本機に接続してもリフレッシュレートは「60Hz(60fps)」だった。

JN-IPS238U-C6

PlayStation 5を本機につないだ様子

JN-IPS238U-C6

PlayStation 5のHDMI情報を見ると、ディスプレーの上限である60Hzで動くことを確認

2台のPCで1組のキーボードとマウスを共有できるKVMに対応

 JN-IPS238U-C6は「KVM機能」に対応する。2台のPCでディスプレーにつないだキーボードとマウスを共有というものだ。詳しくは以下のイメージを見ていただいたほうが早いだろう。

JN-IPS238U-C6

PC(A)はUSB Type-BとHDMI(あるいはDisplayPort)、PC(B)はUSB Type-Cで接続。キーボードとマウスはUSB Type-Aでディスプレーとつながっている

 ここで、KVM機能のメリットについて考えてみよう。1台のPCを所有している場合、必然的に1組のディスプレー・キーボード・マウスが必要になるのはなんとなく想像できるだろう。

 では、2台のPCを所有していたらどうか? 2組のディスプレー・キーボード・マウスが必要になるわけだが、机のスペースには限りがある。デスクスペースを圧迫するだけではなく、ケーブルがからまる可能性も上がる。

 Copilotが作成した以下のイメージ画像を見れば、これらの問題がどれだけ深刻なものかすぐに理解できるはずだ。画像を見たら「うわぁ…」っとなることうけあいである。

JN-IPS238U-C6

AIが作成した2組のディスプレー・キーボード・マウスを運用しているイメージ。よく見ると接続がおかしい部分もあるので、さすがにここまでケーブルがからまることはないと思うが、このめんどうさがなんとなく伝われば幸いだ

 この2組のディスプレー・キーボード・マウスを1組にして、2台のPCで共用できたらなぁ……。という悩みを解決してくれる機能がKVMだ。切り替えはOSDメニューからで、映像を出力しているPCでキーボードとマウスが使えるようになる。

JN-IPS238U-C6

2台のPCで1台のディスプレーを経由して、1組のキーボードとマウスを操作できる

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