JAPANNEXTは、珍しいディスプレーを手がけることがある。その最たる例はブラウン管風の23.6型モデル「JN-V236G180F-RETRO」だが、今回紹介する「JN-IPS238U-C6」も特定のユーザーに刺さるであろう、ニッチなディスプレーという印象を受けた。
JN-IPS238U-C6が珍しいと感じた理由は、”23.8型の4Kディスプレー”であること。23.8型相当のディスプレーは市場に多く出回っているモデルだが、4Kモデルはあまり見かけないからだ。実際、23.8型の4Kディスプレーを販売しているメーカーは、JAPANNEXTともう1社の2社だけである(2025年9月10日執筆時点)。
そんな珍しさ全開のJN-IPS238U-C6はECサイト限定モデルで、直販価格は3万2480円。イマドキの4Kモデルの中ではやや高価に見えるかもしれないが、コンパクトサイズの4Kディスプレーが欲しい人にとっては魅力的な存在ではないだろうか。そこで、本稿ではそんなJN-IPS238U-C6の魅力を使用感をまじえて紹介しよう。
コンパクトな4Kディスプレーを探している人に
JN-IPS238U-C6の本体サイズは幅が約541mm、高さが約440mm、奥行は約210mm。流通量が多い27型や31.5型の4Kモデルよりも省スペースで、横幅が狭いデスクでも問題なく置けるサイズ感だ。画面の没入感に関しては27型以上が望ましいものの、コンパクト感は本機のような23.8型に軍配が上がる。
狭額縁のフレームレスデザインを採用し、ベゼル幅は上左右が約1mm、液晶非表示幅は上下左右が約4.5mmとなっている。没入感は27型に及ばないものの、一般的なベゼルの24型モデルと比べれば、タスクに集中できる外観と言える。
JN-IPS238U-C6はゲーミングモデルではないが、背面にはLEDライトを搭載している。ライティングのバリエーションは変更できず、複数の色がランダムに変わる仕様だ。
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