週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

JN-IPS238U-C6をレビュー

稀少な23.8型4Kディスプレー、USB Type-C給電とKVM機能付きで3万円台前半は買い

2025年09月20日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

JN-IPS238U-C6

 JAPANNEXTは、珍しいディスプレーを手がけることがある。その最たる例はブラウン管風の23.6型モデル「JN-V236G180F-RETRO」だが、今回紹介する「JN-IPS238U-C6」も特定のユーザーに刺さるであろう、ニッチなディスプレーという印象を受けた。

 JN-IPS238U-C6が珍しいと感じた理由は、”23.8型の4Kディスプレー”であること。23.8型相当のディスプレーは市場に多く出回っているモデルだが、4Kモデルはあまり見かけないからだ。実際、23.8型の4Kディスプレーを販売しているメーカーは、JAPANNEXTともう1社の2社だけである(2025年9月10日執筆時点)。

 そんな珍しさ全開のJN-IPS238U-C6はECサイト限定モデルで、直販価格は3万2480円。イマドキの4Kモデルの中ではやや高価に見えるかもしれないが、コンパクトサイズの4Kディスプレーが欲しい人にとっては魅力的な存在ではないだろうか。そこで、本稿ではそんなJN-IPS238U-C6の魅力を使用感をまじえて紹介しよう。

コンパクトな4Kディスプレーを探している人に

 JN-IPS238U-C6の本体サイズは幅が約541mm、高さが約440mm、奥行は約210mm。流通量が多い27型や31.5型の4Kモデルよりも省スペースで、横幅が狭いデスクでも問題なく置けるサイズ感だ。画面の没入感に関しては27型以上が望ましいものの、コンパクト感は本機のような23.8型に軍配が上がる。

JN-IPS238U-C6

JAPANNEXTの23.8型4Kディスプレー「JN-IPS238U-C6」。直販価格は3万2480円

 狭額縁のフレームレスデザインを採用し、ベゼル幅は上左右が約1mm、液晶非表示幅は上下左右が約4.5mmとなっている。没入感は27型に及ばないものの、一般的なベゼルの24型モデルと比べれば、タスクに集中できる外観と言える。

JN-IPS238U-C6

画面の縁を極限まで狭めたフレームレスデザイン

 JN-IPS238U-C6はゲーミングモデルではないが、背面にはLEDライトを搭載している。ライティングのバリエーションは変更できず、複数の色がランダムに変わる仕様だ。

JN-IPS238U-C6

背面の中央には円型のLEDライトがある

JN-IPS238U-C6

発光時はこんな具合だ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります