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xAI「Grok」無料プラン徹底ガイド スマホ&PCの使い方まとめ

2025年09月19日 17時00分更新

 Xを見ていると、Grokによる回答を引用した投稿をよく見かける。多くの人はGrokをXアプリやWeb版XにあるGrokタブからそのまま使っているが、実はGrok専用アプリやブラウザー版Grokを使うともっと便利に使える。検索や画像解析、画像生成まで無料で試せるうえ、PCならチャット、ファイル解析、画像生成、タスク管理をまとめて扱える広い作業画面が使える。この記事では、初心者でも無料でできること、スマホとPCそれぞれでの使い方を整理する。

Grokとは:X連動の高性能チャットAI

 Grokは、イーロン・マスク率いるxAIが開発した生成AIチャットのこと。X(旧Twitter)と深く連動しており、ニュースやトレンドなど最新の情報をリアルタイムに検索できるのが特徴だ。

 2025年現在の最新モデルは「Grok-4」となっており、なんと無料ユーザーでもこのモデルを体験できる(1日のクエリ数に上限あり)。

 テキストでの質問や会話だけでなく、画像解析、画像・動画生成、音声入力などにも対応。Xのおまけのように見えがちだが、実はChatGPTやClaudeと同様のマルチモーダル高性能LLMであり、娯楽だけでなく実務でも使えるAIアシスタントとして機能する。

無料でここまでできる

 Grokは無料ユーザーでも、テキストでの質問や会話、リアルタイムWeb検索、画像アップロード解析、画像生成、動画生成、音声モードなど幅広い機能を体験できる。

 とは言えもちろん回数制限は存在する。テキスト質問や検索は2時間あたり約10回、画像アップロード解析は1日3回が目安(いずれも執筆時点)。画像や動画の生成も無料で使えるが、回数は少なめで連続利用するとすぐ上限に達する。

 2025年9月現在、スマホとPCで共通して使える機能と制限を整理するとこのようになっている。

機能 スマホ(無料) PC(無料) 制限
テキスト質問・会話 2時間あたり約10回(時間経過でリセット)
Web検索連動 上限回数に含まれる
画像解析(アップロード) カメラ・写真からアップロード 画像ファイルをアップロード 1日3回まで
画像生成 回数少なめ(上限あり/詳細非公開)
動画生成 回数少なめ(上限あり/詳細非公開)
音声モード iOS・Androidアプリで利用可 ブラウザーでは未対応 混雑時に制限されることあり
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