日本語のライブ翻訳や心拍数測定も可! 究極イヤホン「AirPods Pro 3」
2025年09月10日 04時50分更新
アップルは、3年ぶりの新モデルとなる完全ワイヤレスイヤホンの上位モデル「AirPods Pro 3」を発表した。すでに予約受付を開始しており、9月19日に販売開始。価格は3万9800円。
ノイキャン性能は前モデルと比べて約2倍、第1世代からは約4倍
心拍数測定機能でApple Watch無しで運動の負荷がわかる
おなじみAirPodsの上位モデルだけに進化点は多数。まず、ノイキャン(ANC、アクティブノイズキャンセル)機能は、前モデルと比べて最大2倍、第1世代からは最大4倍の雑音除去性能を持つ。その性能向上は雑音の少ないマイクと、より高度なコンピュテーショナルオーディオ、また新しいフォーム材によるイヤーチップ(5サイズを用意)による遮音性によって実現されている。
また、本体デザインも変更されている。1万以上の耳をスキャンして、さらにフィット感を増す形状になるとともに、イヤーチップの外側を本体中央にして安定性を増した。これにより、ランニング時などでもより安定して装着できるという。また、IP57の耐水性能も持ち、汗に対する防御も可能。
ランニング時での利用で効果を発揮するのは心拍数測定機能。これにより、Apple Watchを使わずとも運動の負荷を測定可能に。ランニング以外にも最大50種類のワークアウトに対応しており、心拍数とともに消費カロリーを記録できる。
ライブ翻訳は年内に日本語にも対応を予定
ANCをオンにして最大8時間利用できるのはうれしい
また、ライブ翻訳の対応も大きな話題(現状ではベータ版の機能とのこと)。AirPods Pro 3を使っているユーザー同士であれば、そのまま異なる言語で話をしても相互に翻訳されるほか、持っていない相手との対話でもiPhoneを横向きのディスプレーとして使うことで、話している内容のリアルタイムの文字起こしが相手が希望する言語で表示される。
ライブ翻訳は当初は英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の対応だが、年内には日本語、イタリア語、韓国語、簡体字中国語のサポートも追加も予定されている。
バッテリー駆動時間はANCオン時で最大8時間、心拍数センサーを用いた場合は最大6.5時間。ケース込みでANCオン時で最大24時間。充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生が可能。
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