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サードウェーブ「GALLERIA DL9R-IG-C4A」

17万円台でStrixPoint搭載なのが嬉しい! 外出先でもクリエイティブ作業が捗るドスパラのノート【GALLERIA DL9R-IG-C4A】

2025年09月26日 17時00分更新

 GALLERIA DL9R-IG-C4Aは、AMD Strix Point世代CPUを搭載しながらも価格は17万円台からと、コスパに優れた設定。重量は約1.5kgとモバイルノートとしては重めですが、打ち合わせや外出先に持ち出すには十分許容範囲と言えるでしょう。

 もうひとつ嬉しいのは、派手なイルミネーションを省いた落ち着いたデザイン。GALLERIAはゲーミングブランドということもあり、LEDが光り輝くモデルを想像する人も多いでしょうが、筐体はビジネスシーンでも違和感のない仕上がりです。

 高精細な14インチQWXGA+液晶ディスプレーも備えており、資料作成からデザイン作業まで幅広い用途に対応可能。18万円を切る価格でここまでの環境を持ち運べるのは、まさにテレワーカーに寄り添った1台といえるでしょう。

GALLERIA DL9R-IG-C4Aを購入する3つのメリット

ポイント(1):持ち運びしやすいサイズ感とStrix Point搭載のコスパ

 GALLERIA DL9R-IG-C4Aの魅力は14インチの高精細ディスプレーを備えつつも重量約1.5kgという“持ち出せるサイズ感”にあります。カフェでの作業や、クライアント先での打ち合わせに持参するのに適しており、据え置き用ノートよりも自由度の高いワークスタイルを実現してくれます。

 そして注目すべきは価格。Ryzen AI 9 HX 370(Strix Point)を搭載したノートが17万円台から購入できるというのは大きなアドバンテージ! 一般的に高性能CPU搭載機は20万円を超えるケースも多い中、このコスト感はかなり嬉しい。高精細画面と十分な処理能力を手にしつつ、予算を抑えたい人にぴったりです。

 性能と価格、携帯性のバランスが取れたこのサイズ感は、まさに「テレワーカーのための最適解」といえるでしょう。GALLERIAという名前は知っていても、使ったことないというユーザーのはじめての1台にもおすすめですよ。

ポイント(2):Ryzen AIと高精細ディスプレーの相性

 もうひとつの強みは、Ryzen AIの処理能力と高解像度ディスプレーの組み合わせです。Adobe PhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトはもちろん、動画編集やイラスト制作、DTMなど多彩なクリエイティブ作業をサクサクこなせます。

 さらに安心感を高めるのが、Adobe、CLIP STUDIO PAINT、Cubaseといった主要ソフトの動作認証がしっかり取られていること。クリエイターが実際の制作環境に導入する際の不安要素を払拭してくれます。

 加えて最新のWi-Fi 7対応で、大容量データのクラウド保存やリモート共同編集もスムーズ。高精細ディスプレーによる見やすさとRyzen AIの処理性能がかけ合わさることで、作業効率がぐっと高まりますよ。

ポイント(3):生成AIや会議で差が出るAI性能

 昨今は生成AIやAIアシスタントを業務に取り入れる場面も増えており、それらを快適に扱えるかどうかはPC選びの新しい基準になりつつあります。

 先述したように本機は、Strix Point世代のRyzen AIを搭載しており、画像生成やAIを用いた自動処理、ビデオ会議の背景ぼかしやノイズ除去といったリアルタイム処理も難なくこなせます。

 AI処理はCPUやGPUに高い負荷をかけがちですが、専用機能が備わるこのモデルなら安心して利用可能。クリエイティブな作業だけでなく、オンライン会議やプレゼン準備といった日常的な業務シーンにも活躍します。AI機能をどんどんつかって業務効率をアップさせていきましょう。

購入時に注意するべき側面

グラフィックス性能は専用GPUに劣る

 独立GPUを搭載したゲーミングノートやクリエイターPCと比べると、グラフィックス性能は控えめです。3Dレンダリングや4K以上の動画編集、AAAゲームと呼ばれる負荷が高い処理には不向きです。

 ただし、その分軽量で価格も抑えられており、モビリティーやコスパを重視する人にとっては十分魅力的。GPUに頼らない範囲のクリエイティブ作業をメインとするなら、むしろ強みを感じられる構成です。

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