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【今月の自作PCレシピ】ドスパラ秋葉原本店チョイス! 全国のドスパラで買える真っ白ゲーミングPC

 パソコンならではの高解像度、高画質でゲームをプレイしたり、ゲームプレイなどを録画配信したり、音楽を楽しんだりといったさまざまな用途に、自分の好みでマシンを組み立てられるPCの自作。あれこれ考えながら、パーツを選定するのは楽しいが、ある程度の知識が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選びは、YouTubeの動画を参考にして構成するのも良いが、パーツショップの店員に勝るものはない。ゲームやクリエイティブ作業といった用途に、LEDで魅せるPC、静かなPCなど、さまざまなPC構成の相談を受け、その場で提案しているからだ。そこで、秋葉原の主要パーツショップ店員におすすめの自作PCの構成(レシピ)を毎月お届けしていこう。

 ”パーツ選びには自信がない”、”最新のパーツ構成で組みたい”、”いまどんな構成が良いのか検討がつかない”などといった人に、是非参考にしてもらいたい。

予算29万円の白色ゲーミングPC

 今年も、ゲームの祭典「東京ゲームショウ2025」が9月25日からスタート。PCならではの最新、最高品質のグラフィックスでプレイしたいと思わせるタイトルも目白押しとなっている。

 今回はゲームのプレイを楽しむだけではない、キレイな白色でコーディネートしたPCを紹介していこう。パーツをセレクトしてくれたのは、自身もこだわりの白色PCを組んでいるドスパラ秋葉原本店のスタッフ、登坂さんだ。

 全国に展開しているドスパラらしく、全店で基本在庫しているパーツと、いま売れ筋となっている定番パーツを組み合わせている。しかもコネクターやケーブルもキレイな白色のPCを組める。

ドスパラ秋葉原本店。1階では「GALLERIA ガレリア」などのゲーミングBTO PCをメインに扱っている。PCパーツは2階で扱っている

自身も白色コーディネートPCを組んでいるドスパラ秋葉原本店 2階スタッフの登坂さん

 登坂さんコーディネートの白色ゲーミングPCは、ゲームパフォーマンスを引き上げる大容量キャッシュ搭載が魅力の「Ryzen 7 9800X3D」をベースにしている。総予算はWindows 11 Home込みで30万円近くになっているが、そこは組み合わせ自在なPC自作。CPUとビデオカードのランクを下げることで、真っ白スタイルはそのままに、21万円台も狙える。

登坂さん構成のキモとなるゲーム特化CPUのRyzen 7 9800X3D。8コア/16スレッドで写真や動画などの編集もスムーズに行なえる

 CPUソケット形状のSocket AM5プラットフォームはこの先長く使えるので、まずは安価なCPUでコストを抑えて組み、後々ゲーム特化CPUのRyzen 7 9800X3Dに換装するといったことも容易にできる。

登坂さんチョイスのホワイトゲーミングPCのパーツ構成。総額は28万4380円だ

入手しやすいパーツで組む白色ゲーミングPC
CPU AMD「Ryzen 7 9800X3D」
(8コア/16スレッド 最大5.2GHz)
8万4800円
CPUクーラー MONTECH「MONTECH HyperFlow ARGB 360 White」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
1万2980円
マザーボード ASRock「B850 Challenger WiFi White ドスパラ限定モデル」
(AMD B850、ATX)
2万7800円
メモリー ドスパラセレクト「D5D6000-16G2A1-RGB-WH」
(16GB×2、DDR5-6000)
1万8780円
ストレージ Sandisk(Western Digital)「WD_Black SN7100 1TB WDS100T4X0E」
(1TB M.2 SSD、PCIe4.0×4)
1万1480円
ビデオカード Palit「GeForce RTX 5070 White OC 12GB NE75070U19K9-GB2050W」
(GeForce RTX 5070、12GB DDR7)
8万7800円
PCケース MONTECH「MONTECH XR (W-DP) ドスパラ限定モデル」
(ピラーレスミドルタワー、ATX)
7980円
電源ユニット ドスパラセレクト「850W-GOLD-ATX31-WH」(850W、80PLUS GOLD) 1万5980円
OS Microsoft「Windows 11 Home」パッケージ版 1万6780円
総額(税込)   28万4380円

※価格は9月9日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

 ゲームプレイで重要なビデオカードには、Ryzen 7 9800X3Dとのバランスを考え、8万円台まで値下がりしているNVIDIA GeForce RTX 5070を組み合わせている。ビデオメモリーの容量は、今主流となっている16GBから4GB少ない12GBになる。「モンスターハンターワイルズ」などの一部タイトルを、最高画質でプレイしたいといったこだわりがなければ問題なく、「Apex Legends」や「レインボーシックス シージエックス」といった定番タイトルなど、数多くのゲームを快適に楽しめる。

GeForce RTX 5070 12GB DDR7を搭載するPalit「GeForce RTX 5070 White OC 12GB」

GPUクーラーのファンやバックプレートが白色になっている

6コア/12スレッドの「Ryzen 5 9600X/9600」や、Radeon RX 9060 XT 16GBを搭載するASRock「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」に変更すれば、21万円台の白色ゲーミングPCの完成だ

Ryzen 9000シリーズは、AMDキャンペーンの対象。9月27日までに購入、エントリーすれば2000円分のえらべるPayがもらえる

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