週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

遅延を言い訳にできないカリカリのチューンド!

UWB(超広帯域無線)対応ゲーミングマウス「VM800」シリーズ登場

2025年09月09日 12時00分更新

 エレコムは9月9日、UWB(超広帯域無線)通信対応のワイヤレスゲーミングマウス「VM800」シリーズを発表した。9月下旬発売予定で、価格は1万9980円。9月17日までの先行予約キャンペーン価格は、3000円引きの1万6980円。

 ワイヤレスゲーミングマウス「VM800」シリーズは、多数のデバイスが電波やノイズを発するオフライン会場を含めて、どんな環境においても安定した超高速通信を実現するために(超広帯域無線)通信を採用。

電波干渉が発生しにくいUWB通信を採用

 VM800シリーズにはUWB通信レシーバーが付属し、UWBの超広帯域帯のうち7.25GHz~9.30GHzの電波を使用。一般的なワイヤレスゲーミングマウスが採用する2.4GHz帯との干渉がなく、約20倍以上の帯域幅を使用した通信が可能。

 また、PCとレシーバー、マウス本体間すべてで送受8000Hzで通信。クリック応答速度は旧モデル(VM610)と比較して約5倍以上高速化、応答時間500μs以下の超高速化を実現している。なお、UWBレシーバーとの電波到達距離距離は約1.5mと短いので、レシーバーの設置位置には注意が必要だ。

ノイズがある環境でも安定した高速通信を実現

PCとレシーバー、マウス本体すべてで送受8000Hzで通信

 センサーにはPixArt製PAW3950を採用し、最大DPI30,000、IPS750、加速度50Gに対応。読み取り精度の向上に加えて3段階のリフトオフディスタンス(LOD)調整、持ち方に合わせたマウスセンサーのXY軸角度調整など、プレイヤーに最適化できるカスタマイズ性も備えている。

画像右の「VM800」シリーズは、テスト環境でも8000Hz通信を実現している

 本体は、LED・ボタンの削減、ガスアシスト成形技術等を駆使して穴のないホールレス軽量化設計を実現。サイズは66(W)×122(D)×41(H)mmの通常モデルに加えて、サイズ70(W)×130(D)×43(H)mmの「VL800L」をラインアップ。それぞれカラバリとしてホワイト、ブラックを展開する。

LED・ボタンの削減、ガスアシスト成形技術等を駆使して穴のないホールレス軽量化設計を実現

 おもなスペックは以下の通り。
 ・接続方式:USB UWB無線/有線両対応
 ・電波周波数:7.25~9.30GHz帯
 ・ポーリングレート:最大8,000Hz
 ・クリック応答:約0.45ms
 ・センサー:PAW3950DM
 ・センサー性能:30,000DPI/750IPS/50G
 ・重量:約59g(M)/約64g(L)
 ・連続動作時間:約100時間
 ・ボタン数:6(ホイールボタン含む)

UWBレシーバーが付属。レシーバーのLEDは専用アプリで発光色や点滅パターンを設定できる

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう