OSDはロールキーで操作するタイプ
最後に、JN-MD-IPS122WXのOSDメニューをチェックしよう。メニューを見ると、映像の輝度やコントラスト、ピクチャーモード、色温度、HDRなどの設定を確認できた。モバイルディスプレーでは必要十分な設定なので、思い思いにカスタマイズできる。
OSDメニューの操作については、左側面にあるロールキーで行う。上下の操作はカーソルのスクロールで、キーの押下は決定といった具合だ。OSDメニュー非表示のときは、上スクロールだと音量のクイック調整メニューが、下スクロールだと輝度のクイック調整メニューが開く。
OSDメニュー用の操作はディスプレーによって異なるが、ロールキーは慣れが必要かもしれない。とはいえ、一旦設定してしまえばそう触ることはないので、大きなストレスにはならないだろう。クイック調整メニューだけなら、慣れる必要もないほどラクに操作できた。
まとめ:2万円台のモバイルディスプレー、仕事の相棒にいかが?
JN-MD-IPS122WXは、十分2万円台の価格に見合うモバイルディスプレーだった。薄型軽量の本体に加え、フルHDよりも約11%縦長になったWUXGA解像度、誰でも簡単に扱える接続性などが魅力的だ。
モバイルディスプレーもさまざまだが、12.2型モデルは意外と珍しい部類に入る。その中でも、VESAマウント対応製品は少ない。珍しさ・便利さ・手頃さの三拍子がそろった本機は、「キミにきめた!」という感情が芽生えること請け合いの1台だった。
| JN-MD-IPS122WXの主なスペック | |
|---|---|
| パネル | 12.2型IPS(非光沢) |
| 解像度 (アスペクト比) |
1920×1200ドット(16:10) |
| 表示色 | 1620万色(sRGB:69%、Adobe RGB:52%) |
| 輝度 | 300cd/m2 |
| コントラスト比 | 1200:1 |
| 視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
| リフレッシュレート | 最大60Hz |
| 応答速度 | 20ms |
| インターフェース | Mini HDMI(HDMI 1.4)、USB Type-C×2、オーディオ出力ほか |
| スピーカー | 1W×2 |
| チルト | - |
| 高さ調節 | - |
| スイーベル | - |
| ピボット | - |
| サイズ/重量 | 約275(W)×10(D)×188(H)mm/約0.4kg |
| その他 | HDR、VESAマウント(75×75mm) |
| 直販価格 | 2万980円 |
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