ジャッキー・チェンがTOKYO SATURDAY NIGHTに舞台挨拶11回で日本最多記録を達成!
2025年09月01日 18時00分更新
ファンへのサプライズとメッセージ
イベントの終盤には、会場の観客の中から抽選で1名様にジャッキーとのツーショット写真撮影というスペシャルプレゼントが贈られました。当選者は「幸せです」と喜びを語りました。その後は、お客様向けの写真撮影タイムが設けられ、ジャッキーは上手、下手、センターと会場のあらゆるファンに向けてポーズを取りました。SNSでのアップロードも推奨され、現代的な方法でのファンとの交流も図っていました。
最後に、ジャッキーは日本のファンに向けて、「お父さんが息子さんを連れて映画を見に来て、その息子さんがまた息子さんを連れて映画を見に来る。お母さんが娘を連れて、またその娘がお母さんを連れて」と、世代を超えて自分の映画が受け継がれていることに心からの感謝を述べました。
そして、「私が映画作りにそういったエネルギーを持ったというのはですね、皆さんからそういったエネルギーが与えられているからです」と、ファンへの感謝を改めて強調しました。全世界のジャッキーファン、アクション映画ファン、そして映画を愛する人々への感謝を伝え、映画館で映画を見て、映画産業を応援してほしいとメッセージを送りました。
ジャッキーコールが鳴り止まぬ中、日本語で「ボク、ガンバリマス! アリガトウゴザイマシタ!」と挨拶してイベントは終了しました。
ベスト・キッド:レジェンズとは?
今回ジャッキーが来日したのは新作「ベスト・キッド:レジェンズ」のプロモーションのため。どのような作品なのかを簡単に紹介します。
ストーリーは、北京で師匠のハン(ジャッキー・チェン)からカンフーの指導を受けていた主人公リー(ベン・ウォン)が、あるきっかけで母親とニューヨークに移住したところから始まります。現地で空手チャンピオン、コナーの彼女と仲良くなったことから恨みを買い、叩きのめされたことをキッカケに、ハン師匠とダニエル先生(ラルフ・マッチオ)から指導を乞い、空手大会でコナーに挑むことに……、というもの。
この作品は過去のベスト・キッドシリーズ(1~4)、リメイク版ベスト・キッド、Netflixのドラマ「コブラ会」と世界観を共有しているクロスオーバー作品です。ストーリーもコブラ会が完結してから数年後となっていますし、初期作品で登場したミヤギ道場も完全再現で登場するなど、シリーズを見ている人なら胸がいっぱいになることでしょう。バトルシーンの殺陣も今風に立体的かつスピーディーで、まるで格闘ゲームのようにコンボが決まっていきます。
初代ベスト・キッドの修行「ワックス塗る、ワックス拭く」や、両手と片足を上げる鶴の構えは、ジャッキー映画の修行と同じくらいみんなマネしていました。そんな80年代にキッズたちを魅了したふたりが共演したのだから、ワクワクしないワケがありません。
もちろん関連作品を見ていなくても約90分なのでサクっと見られますが、初代ベスト・キッドとリメイク版、そしてコブラ会を見ておくとさらに楽しめます(特にコブラ会)。
40年前からヒーローだったふたりの共演、ぜひ楽しんでください。
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