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ジャッキー・チェンがTOKYO SATURDAY NIGHTに舞台挨拶11回で日本最多記録を達成!

日本のファンとの特別な絆
ジャッキーソングと「令和の拳型」

 11回もの舞台挨拶をこなす大変さがありながらも、ジャッキーは「毎回皆さんとお会いできて、本当にうれしいです」と、ファンとの直接的な交流を楽しんでいる様子でした。

 さらに、日本のファンにとっては忘れられない特別な思い出も披露されました。ジャッキーは俳優であり、歌手でもあります。レコードデビューは実は日本だったりします。現地にはそのレコードを持って来た熱心なファンもいました。その話の流れから、歌を披露してほしいとなり、迷ったジャッキーは得意の持ち歌である「TOKYO SATURDAY NIGHT」を唄いました。この歌は1985年に公開された泣けるジャッキー映画「ファーストミッション」のエンディングテーマで、作詞作曲は美樹克彦、歌詞は日本語です。もう40年前の歌ですが、日本で舞台挨拶をやるたびに唄うくらいジャッキーのお気に入りです。会場も手拍子で盛り上げました。

 また、昭和55年(1980年)に日比谷で行なわれた「バトルクリーク・ブロー」の公開イベントで手形を残したこと、そして平成(2006年)にも手形を取っていることに触れ、今回は「令和の手形」を残す企画が実施されました。

 映画にちなんで、カンフーの「拳型」(パーではなくグー)を取ることになりました。そこでサプライズゲストとして、ジャッキー・チェンものまね芸人のジャッキーちゃんが登壇。ジャッキーのパンチを受け止める役目をしました。そして突如ジャッキーが取ったばかりの拳型をジャッキーちゃんに向けてひょいっと投げます。これは完全に台本になかった動きなので「あんな貴重なモノ、絶対に落とせなかったのでスゴイ冷や汗をかきました」とジャッキーちゃんはあとで語ってくれました。

ジャッキーちゃんが登壇する瞬間。Xiaomi 15 Ultraで撮影しているのが筆者

 この「拳型」は、東京ミッドタウン日比谷4階のTOHOシネマズ日比谷ロビーにて、9月15日まで展示される予定です。これで「昭和・平成・令和」と3つの時代にわたる記録となり、「20年後にまたココで会いましょう!」と会場に呼びかけ、ジャッキーと日本のファンの長きにわたる関係性を象徴する記念となりました。

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