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ナンバー・ディスプレイ対応電話機を活用しましょう

今どきの「アポ電」は犯罪者に狙われている証拠です!

2025年09月01日 18時00分更新

「電話に直接出ない」ことも対策の1つ

相手に情報を与えてはダメ!

Q:「アポ電」ってなに?

A:「アポイント電話」の略。

 本来は、営業などに赴く際、事前に来社の約束を取り付けるための電話のことだが、ここでは特殊詐欺や強盗などを画策する者たちが、犯行を起こす前にターゲット宅へ電話をかけて家族構成や資産状況、個人情報を聞き出そうとする行為を指す。

 警察官や役所職員、親族、有名企業などを装って電話がかかってくるため、油断してさまざまな情報を話してしまうことになる。

 そしてアポ電に成功して情報を得た犯罪者は、ターゲットが1人になる曜日や時間を狙って詐欺師を送り込んたり、強盗に押し入ったりする。

 アポ電対策としては、何を尋ねられても電話口で個人情報について回答しないことが最も肝心だ。また、ナンバー・ディスプレイを活用して不審な電話には応答しないこと、常に留守番電話を設定しておき、必要な電話のみに返信する、といったことも対策となるだろう。

 万が一、アポ電と思われる電話に対応してしまったら、すぐに警察に相談して対策をとる必要がある。

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