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スマホならマイクだけ1万6830円で導入できます

16gの超軽量でプロ級サウンドを実現するワイヤレスマイク「DJI Mic 3」発表

2025年08月29日 00時01分更新



 DJIは8月28日に、人気の小型ワイヤレスマイクの新製品「DJI Mic 3」を発表した。

 Micシリーズとして初めて「アダプティブ・ゲイン・コントロール」を搭載し、音量バランスを動的に調整するので、クリッピングを自動的に防止するのが特徴だ。

DJIが「Mic 3」発表

重さはわずか16gです

 DJIのカメラやスマホでの撮影ならトランスミッター(1万6830円)だけで運用でき、トランスミッターとレシーバーのセットが3万3660円、トランスミッター×2とレシーバー、充電ケースのセットが5万2250円で、同日発売となる。

DJIが「Mic 3」発表

左がマイク本体(トランスミッター)、右がレシーバー

DJIが「Mic 3」発表

充電ケースにはバッテリーも内蔵し、トランスミッター2台とレシーバー1台を同時充電でき、キャリングケースにもなる。

 重量はMic 2の28gから、16gへと超軽量化した。クリップはマイクから取り外すことができ、向きを自由に変えて装着することが可能。ウィンドスクリーンは5色あり、衣服や環境に合わせて選ぶことができる。

DJIが「Mic 3」発表

ウィンドスクリーンは5色セットになる

 3つの音声トーンプリセットと2段階のノイズキャンセリング機能を搭載。32GBのストレージを内蔵し、32bitフロート録音のデュアルファイル内部収録にDJIマイクとして初めて対応している。

 Mic 3では、同時に最大4台のトランスミッターと8台のレシーバーが接続でき、グループインタビューでも、カメラを複数台使った撮影でも対応が可能。また、対応するカメラやコンピューターソフトウェアでは4つの独立した音声トラック出力をサポートする。

DJIが「Mic 3」発表

DJIが「Mic 3」発表

 伝送範囲は400メートルで2.4GHzと5GHz帯の間で自動周波数ホッピングを行い強力な干渉耐性を持つ。展示会やスポーツイベントなどの複雑で広大な環境でも利用可能だ。

DJIが「Mic 3」発表

DJIが「Mic 3」発表

 トランスミッターは高精度のタイムコード機能に対応、内部収録中にタイムコードデータを埋め込むので、ポストプロダクションでの映像の同期作業が容易となる。

 Mic 3のトランスミッターはフル充電で最大8時間、レシーバーは最大10時間使用可能。充電ケースで2.4回分のフル充電ができ、5分間のクイックチャージで2時間駆動、フル充電時間は50分となっている。

 Mic 3はレシーバーなしでOsmo 360、Osmo Action 5 Pro、Osmo Action 4、またはOsmo Pocket 3とペアリングし、高品質録音を実現できる。

DJIが「Mic 3」発表

DJIが「Mic 3」発表

 また、それ以外のデバイスと接続するために、ロック式3.5mmTRS出力ポート、3.5mmTRRSモニタリングポート、USB Type-Cポートを備えるほか、Bluetoothを介してスマートフォンに直接接続することもできる。

DJIが「Mic 3」発表

 個別価格は、
トランスミッター:1万6830円
レシーバー:2万0130円
充電ケース:1万1770円
 トランスミッターとレシーバーのセットが3万3660円、トランスミッター×2とレシーバー、充電ケースのセットが5万2250円。

DJIが「Mic 3」発表

トランスミッター+レシーバーセット(3万3660円)

DJIが「Mic 3」発表

トランスミッター×2+レシーバー+充電ケースセット(5万2250円)

DJIが「Mic 3」発表

 カメラアダプターは4950円、Mic 3マルチカラーウィンドスクリーンは2530円、Mic 3スマートフォンアダプター(Lightning)は3300円となっている。

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