CIO「NovaPort SOLOⅡ 65W1C」
こんなに小さくて65W 世界最小級の急速充電器NovaPort SOLOⅡ 65W1C
2025年09月20日 17時00分更新
ノートPCに付属するACアダプターと言えば「分厚くてゴロッとしたもの」という印象が強いです。出張やカフェに持って行くときは邪魔になるものの「仕方ない」と諦めていたものです。
最近では大半のノートPCで、USB PD対応の汎用のACアダプターが使えるようになり、そのような状況はかなり変わってきましたが、NovaPort SOLOⅡ 65W1Cはさらに一歩進んだ感じがあります。
「軽い」「小さい」「でもちゃんと65W出力」。この三要素が揃った充電器。実際の使用感も踏まえながら掘り下げていきたいと思います。
NovaPort SOLOⅡ 65W1Cを使う3つのメリット
おすすめポイント1:65W充電器としては最小級なのは間違いない
ノートPCでも使えるUSB PD対応のACアダプターで小型の製品と言えば、30Wもしくは45Wまでのものが中心です。モバイルノートPCであれば、それらの出力でも問題無く使えるケースは多いものの、充電速度を優先したり、より高い汎用性を求めるなら65W対応製品が欲しくなります。ただ、65W対応となるとサイズも大きくなってしまうのが、ACアダプターの常。
ところが、NovaPort SOLOⅡ 65W1Cは、見た目はスマホ用の小型充電器とほとんど変わらず、手にすっぽり収まるサイズ感(約52.5×30×26.5mm)。「本当にこれでPCまで充電できるの?」と驚くくらい小さいのです。
カバンに気兼ねなく入れておいて、外出先でサッと取り出せる気軽さは、従来の65W対応製品にはなかった感覚です。若干大げさに言えば「スマホ充電器の延長線上で、ノートPCまでまかなえる」。それが、この製品の一番の強みでしょう。
おすすめポイント2:折りたたみプラグ+シボ加工で使いやすさも◎
サイズや出力だけでなく、日常的な使い勝手に工夫があるのもNovaPort SOLOⅡ 65W1Cの良さです。まず大きなポイントは「折りたたみプラグ」を採用していること。
折りたたみに対応していないタイプだと、サイズの問題以上に飛び出したプラグが、バッグの中の荷物を傷つけたり、引っかかったりするといった可能性が気になるので安心です。
また、本体の表面にはシボ加工が施されており、ツルッとしたプラスチック素材とは違って、指紋や傷が目立ちにくくなっています。こうしたACアダプターはリュックやカバンの中にそのまま入れることが多いので、プラスチックの外装が傷だらけのカッコ悪い状態になりがち。その点で本製品は「実際の利用状況を考えているな!」と、そんな風に思いました。
おすすめポイント3:人気上昇中のCIOブランドの安心感
スマホ向け周辺機器メーカーとして、CIOは大阪を拠点に人気上昇中の企業です。単なる“安いガジェット”ではなく、細部まで丁寧に作り込まれている印象が強いのも、注目を集める理由でしょう。
面白い取り組みとしては、「自社充電器回収サービス」を実施している点があります。古くなった充電器をCIOが回収し、資源として再利用する仕組みで、新製品購入時に使えるクーポンも貰えます。
購入時に注意するべき側面
ポイント1:ポートは1つのみ シンプルなのはいいことだが……
コンパクトかつ高出力なNovaPort SOLOⅡ 65W1Cですが、唯一の弱点といえるのが「端子が1つしかない」という部分。スマホとノートPCを同時に充電することはできません。
普段から「ノートPCとスマホを同時に充電したい」という人にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。ただし、1台だけをシンプルに高速充電したい場面ではむしろ潔い設計。スマホも充電したい人はノートPCに接続して充電するか、別途小型のACアダプターを持ち歩きましょう
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