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大人気「Osmo Pocket 3」の弟分が登場しました

DJIが初の超小型カメラ発表!! 52gで大型センサーの高画質=「Osmo Nano」実機レビュー

2025年09月24日 00時01分更新



 DJIは9月23日にアクションカメラ「Osmo Nano」を発表した。

 ウェアラブルの小型軽量カメラで、帽子やヘルメット、ペットなどに取り付けることができる。52gという超小型ながら1/1.3型センサーを搭載し、最大13.5ストップのダイナミックレンジを実現しているのが特徴だ。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

Osmo Nanoのカメラ部と「多機能ビジョンドック」を合体させた状態

 価格は64GBモデルのスタンダードコンボが4万3890円、128GBが4万8730円で同日発売となった。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

人気の「Osmo Pocket 3」(左)とサイズを比較してみた

上位モデルと同等の大型センサー搭載
52gで水深10mまで撮影可能
「Osmo Nano」

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

左が「多機能ビジョンドック」で右がカメラ部

 Osmo NanoはDJIのアクションカメラの中で最小で、サイズは約57×29×28mm、重さは52gを実現しながら、水深10mまでの防水性を保持している。

 カメラ部は1/1.3型で3550万画素、6880×5160ドット、レンズはF2.8で画角は143度、ISO100~2万5600、電子シャッターは1/8000~30秒。

 DJIのハイエンドアクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」も1/1.3型センサーなので、Osmo Nanoはフィンガーサイズで同等の画質を実現したものだ。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

 Osmo Nanoの「多機能ビジョンドック」は、ディスプレイ画面、リモート撮影トリガー、充電ステーション、高速ファイル転送ステーションとして機能する。どちらの向きでもカメラをドックに取り付けられ、セルフィーとポートレートの切り替えもスムーズに行える。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

カメラ部はドックに、前向きと後ろ向きに取り付けられるので、通常撮影とセルフィ―を切り替えできる

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

カメラ部とドックは。磁力とツメでがっちり合体する

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

合体すると2カ所にシャッターボタンが存在するが、設定で機能を分けられる。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

 動画は最高4K/60fps撮影と、4K/120fpsのスローモーションが撮影可能で、同サイズのウェアラブルカメラとしては唯一10-bitおよびD-Log Mカラーに対応。8-bit標準動画よりも72%広い色域をカバーし、ポストプロダクションで、より高い柔軟性を発揮する。

 映像補正は電子式で、HorizonBalancingが±30°までの傾きを補正、RockSteady 3.0がカメラのブレを低減する。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

 撮影モードとして、横向き&縦向き撮影、撮影間隔とクリップの長さを設定しての自動録画、ジェスチャー操作、プリ録画が可能。

 Osmo Nanoはデュアルマイク内蔵でステレオ録音に対応。OsmoAudioマイクを使えば、レシーバーを使わずに、Osmo Nanoを2台のDJIマイクに接続することができる。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

 「多機能ビジョンドック」は20分でカメラのバッテリーを80%まで急速充電可能で、最大200分の1080p/24fps動画または4K/30fps(16:9)動画を最長60分撮影できる。また、microSDカードスロット搭載で、PD急速充電ケーブルでモバイル端末やPCと接続すれば、最大600MB/sのデータ転送が可能。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

ドックにはType-C端子と、microSDスロットを内蔵する

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

画面を上から下にスワイプで各種設定メニューが現れる

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

撮影画面では露出補正やISO感度設定が変更可能(左)。画面を下から上にスワイプすると、静止画や動画の保存スペックを変更できる(右)。

Osmo Nano スタンダードコンボ (64GB):4万3890円

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

スタンダードコンボの内容

・カメラ (64GB)
・多機能ビジョンドック
・磁気ハットクリップ
・磁気ストラップ
・保護ケース
・USB-C – USB-C PDケーブル (USB 3.1)
・両方向磁気ボールジョイントアダプターマウント

Osmo Nano スタンダードコンボ (128GB):4万8730円
カメラ本体が128GBで、構成は同じ。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

磁気ハットクリップ

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

磁気ストラップは衣服の裏側に設置して、磁力でカメラ部を設置する

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

保護ケースをかぶせても、ドックや各種アダプターと合体可能な設計になっている。

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

両方向磁気ボールジョイントアダプターマウント

以下は別売となる。
・磁気ヘッドバンド
・両方向クイックリリース式折りたたみアダプターマウント
・NDフィルターセット
・ガラスレンズカバー
・両方向磁気ボールジョイントアダプターマウント

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

磁気ヘッドバンド

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

両方向クイックリリース式折りたたみアダプターマウント

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

DJIが超小型アクションカメラ「Osmo Nano」発表

「NDフィルターセット」は3段階のNDフィルターで、カメラのレンズカバーを外して、代わりに装着する。

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