第109回
【船内レポ】晴海に豪華客船が帰ってきた! MITSUI OCEAN FUJI の中はどうなってるの?
2025年08月13日 07時30分更新
東京の海に、優雅な白い船影が戻ってきました。
8月7日、商船三井の新しいクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」が、リニューアルオープンした東京港・晴海客船ターミナルへ初入港。閉館から約2年、再び都心で豪華客船を迎えられる日がやってきたのです。
●いざ船内へ!海に浮かぶ極上スイートを探検
イベントではMITSUI OCEAN FUJIの船内見学会も開催され、筆者も船内をチェックしてきました。
MITSUI OCEAN FUJIは、商船三井クルーズが運航しているクルーズ客船。全長198.15m、全幅25.60m、総トン数3万2477トンで、中型のラグジュアリークラスに位置づけられています。2009年に竣工され、シーボーン・クルーズ・ラインの「シーボーン・オデッセイ」として運用されたあと、商船三井クルーズが購入し、MITSUI OCEAN FUJIとして改装。2024年12月よりMITSUI OCEAN FUJIとして、クルーズを開始しています。
客室は全室スイートで、全部で7種類のタイプがあります。いちばん部屋数の多い(167室)スタンダードタイプとなる「ベランダスイート」は、26.4~30.2平方メートルの広さ。名前のとおり、専用のベランダがついており、室外で海を見ながらのんびりと過ごせます。
ツインベッドもしくはクイーン仕様のベッドにアレンジ可能で、広々としたクローゼットもあり、さらにバスルームは日本の客船らしくバスタブ付き。日本人にはうれしいポイントですね。料金は、11月の博多発着 済州島クルーズ(3日間)で18万2000円/1人〜(1室2名)となっています。
●オーシャンスイートにはお風呂が2つ!
2室しかない最上位の「MITSUI OCEANスイート」は、リビングとダイニング、寝室などあわせて82.4平方メートルの広さ。こちらはバスルームのバスタブだけでなく、海側にはガラス張りのエンクローズドソラリウムバスを設置。大海原を見ながらお風呂に浸かれる、実に贅沢なつくりです。
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