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G-Master Hydro X870Aをレビュー

RTX 5070 Ti&Ryzen 7 9800X3DのゲーミングPCの性能は4Kでも通じる? デュアル水冷なら温度や動作音も快適

2025年08月11日 10時00分更新

「モンスターハンターワイルズ」も4Kで遊べる

 続いては人気のハンティングアクションゲーム、「モンスターハンターワイルズ」(以下、MHWs)のベンチマークソフトを試してみよう。FF14と比べればだいぶ重たいゲームだが、それでもDLSSを使えば4Kで遊べそうだ。

 そこで、解像度は4K、グラフィックプリセットは「ウルトラ」、アップスケーリングは「NVIDIA DLSS」(モードは「クオリティ」)、フレーム生成は「ON」、レイトレーシングは「高」に設定してみた。

G-Master Hydro X870A

グラフィックプリセットは「ウルトラ」をベースに、フレーム生成は「ON」、レイトレーシングは「高」に設定

G-Master Hydro X870A

MHWsベンチマークの結果(解像度:4K、グラフィックプリセット:ウルトラ、レイトレーシング:高、アップスケーリングモード:クオリティ(DLSS)、フレーム生成:ON)

 スコアーは17277で、平均フレームレートが101.22fps。アクションゲームはフレームレートが最低30fps、平均60fps以上あればプレイできる。フレームレートが下がるところでも80fps前後は維持できていたので、G-Master Hydro X870Aは4Kでも快適に遊べそうだ。

 ただし、フレーム生成があると、遅延や動きの違和感が気になるという人もいる。そこで、フレーム生成を無効にして再テストしてみた。

G-Master Hydro X870A

MHWsベンチマークの結果(解像度:4K、グラフィックプリセット:ウルトラ、レイトレーシング:高、アップスケーリングモード:クオリティ(DLSS)、フレーム生成:OFF)

 スコアーは23428と上がっているものの、これはMHWsベンチマークの仕様のため気にしないでほしい。その証拠に、フレームレートは平均68.97fpsにまで落ちてしまっている。

 とはいえ、ベンチマーク中に60fpsを切るシーンがあるものの、30fpsを切るほど重たくなることはなかった。フレーム生成を無効にしても、十分4Kで遊べるポテンシャルは感じた。

 ちなみに、DLSSも外すと4Kゲーミングはさすがに厳しくなる。ネイティブレンダリングにこだわるなら、解像度はWQHD(2560×1440ドット)まで落とすといいだろう。

G-Master Hydro X870A

アップスケーリングモードで超解像をやめ、アンチエイリアシング(NVIDIA DLAA)のみに

G-Master Hydro X870A

MHWsベンチマークの結果(解像度:WQHD、グラフィックプリセット:ウルトラ、レイトレーシング:高、アップスケーリングモード:NVIDIA DLAA、フレーム生成:OFF)

 WQHDであれば、フレーム生成やDLSSを使わなくても、平均フレームレートは78.36fpsまで上がってくれる。60fpsを割る瞬間も少ないため、十分プレイできそうだ。

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