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すべて文字でできたゲーム「文字遊戯」 これぞインディー!!

2025年08月08日 18時50分更新

 フライハイワークスは8月7日、ゲームのすべてを文字で構成したシン・テキストADV「文字遊戯」をNintendo Switch向けに配信開始した。これは、任天堂のインディーゲーム紹介番組「Indie World 2025.8.7」にて公開された情報だ。

・マイニンテンドーストア
https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000095606

 本作は、プレイヤーが「我(ワタシ)」を操作し、文字だけで構成された世界で勇者となり世界を救うゲーム。ある場所では「門」を見つけて脱出したり、「不明瞭」な事を「明瞭」にしたり、時には文字を合体したり分離したりして、行く手を塞ぐ難題を解決していく。そのゲーム性はADVながら、RPGのようにも感じられる。

 元は台湾発、中国語向けに2022年に作られたゲームで、それをパブリッシャーであるフライハイワークスがローカライズし、日本語版として今回リリースした形となる。

 「文字」がすべてのゲームというアイディアと、言語を翻訳するローカライズ作業の苦労を想像しただけで、天を仰ぎたくなる気持ちになる。ユーザーからは「これぞインディー!!」「ま~じでやりたい」「番組で一番印象に残った」などの声が寄せられている。

 また、PC(Steam)版も同日発売したかったとのことだが、Steam側の審査でNGが出てしまっているとのこと。どうも中国語版がすでにリリース済みであることから、日本語版の審査が通らなくなっているようだ。現時点では配信日【未定】のため、いまはSwitch版で遊ぶしかなさそう。

 なお、元ソニー・インタラクティブエンタテインメントの吉田修平氏も本作は「イチ押し」の模様。「本当に画期的なゲームです!」と応援している。

 Nintendo Switch用ソフト「文字遊戯」はニンテンドーeショップにて配信中。価格は3600円とインディーゲームにしてはお高めだが、「唯一無二」の体験を味わえる本作をぜひプレイしてみては。

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