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JN-282IPS4KP-HSP-C90Wをレビュー

超広い3840×2560ドット(アスペクト比3:2)の28.2型4K Plusディスプレー、USB Type-C給電・KVM・昇降式多機能スタンドで4万円台はコスパ◎

2025年08月09日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

映像に“プラス”をもたらすOSDメニューも

 最後の“プラス”は、さまざまな機能を備えたOSDメニューだ。輝度や色温度、画質設定のほか、多種多様な映像にマッチするピクチャーモード、FreeSync、マルチウィンドウなども設定できる。

JN-282IPS4KP-HSP-C90W

OSDメニュー

JN-282IPS4KP-HSP-C90W

フレームレートを安定させる「FreeSync」はOSDから設定する

JN-282IPS4KP-HSP-C90W

Picture By PictureやPicture In Pictureといったマルチウィンドウ機能もOSDで選択する

 なお、OSDメニューの操作については、本体右側の底面にあるボタンで行う。各種ボタンはさっと手を伸ばせる場所にある。手探りでも誤操作することはなかったので、比較的使いやすいボタンといえる。

JN-282IPS4KP-HSP-C90W

OSDメニュー用のボタンは本体右側の底面にある

まとめ:解像度以外のメリットもたくさん“プラス”した秀作

 JN-282IPS4KP-HSP-C90Wは、ユーザーの生活に“プラス”をもたらしてくれるディスプレーだ。4K Plusの解像度をはじめ、美しい映像を堪能できるグレア液晶や昇降式多機能スタンド、USB給電やKVMなどの便利な機能が多く“プラス”されている逸品だ。

 直販価格は4万5980円。ネットショップでは4万1800円前後のところもあった。仕事や映像鑑賞、動画・写真編集といったさまざまな用途を高水準でこなせてこの価格ならお得に感じられる。もちろん、リフレッシュレートは最大60Hzなので、FPSゲーマーにとっては物足りないが、映像美がウリのアクションゲームなら問題ないだろう。

 アスペクト比3:2のディスプレーは作業効率もいい。もちろん、動画などの16:9コンテンツを全画面にすると上下に黒帯が入るので、没入感は多少犠牲になる。とはいえ、マルチウィンドウでうまく運用すれば“ながら作業”にはぴったりかもしれない。

 ふだん通っているお店のカレーライスに好きなトッピングが全部入っていたら、うれしくならないだろうか。今回取り上げたJN-282IPS4KP-HSP-C90Wは、そんな全部入りカレーそのものだった。

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの主なスペック
パネル 28.2型IPS(E-LED、光沢)
解像度
(アスペクト比)
3840×2560ドット(3:2)
表示色 10.7億色(sRGB:100%、DCI-P3:95%)
輝度 350cd/m2
コントラスト比 1200:1
視野角 178度(水平)/178度(垂直)
リフレッシュレート 最大60Hz
応答速度 OD時:5ms(GtoG)
インターフェース DisplayPort 1.4、HDMI 2.0×2、USB Type-C、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ出力ほか
スピーカー 3W×2
チルト -5度~+20度
高さ調節 110mm
スイーベル 左15度、右15度
ピボット 90度
サイズ/重量 約609(W)×191(D)×435~545(H)mm/約5.9kg
その他 AMD FreeSync、KVM、HDR10、USB PD(最大90W)、VESAマウント(100×100mm)
直販価格 4万5980円

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