JN-282IPS4KP-HSP-C90Wをレビュー

超広い3840×2560ドット（アスペクト比3：2）の28.2型4K Plusディスプレー、USB Type-C給電・KVM・昇降式多機能スタンドで4万円台はコスパ◎

圧倒的に作業領域が広い4K Plus

　4K Plusの強みは、作業領域の広さにある。文書や表計算といった作業用のソフトが見やすく、複数のウィンドウを並べて一覧したい時など、その恩恵は計り知れない。

ウィンドウの一覧性が上がれば、マルチタスクの効率も上がるはず

　また、sRGB：100%＆DCI-P3：95％の広色域と、輝度350cd/m²のIPSパネルも魅力的だ。色変化の起きにくさと発色の鮮やかさにより、映像や画像を美しく表示できる。おまけに、明暗をはっきり表示させる「HDR10」に対応しているところも強い。仕事はもちろんゲーミングや映像鑑賞にもってこいの1台といえるだろう。

sRGB：100%、DCI-P3：95％と色再現度は高め

映像の明暗を鮮明に表示させる「HDR10」に対応

　過去に、縦辺が長めのディスプレーといえば、過去レビューした「JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMS」を思い出した。こちらはアスペクト比が16：18のSDQHD（2560×2880ドット）で、縦長ディスプレーだ。

JN-IPS276SDQHD-HSPC6-CMSは27.6型の縦長ディスプレー。まあ、ピボット対応なので、2880×2560ドットの横長（18：16）スタイルでも使えるが……

　SDQHDも使いやすかったが、筆者としては、4K Plusのほうがちょうどよい解像度に感じた。アスペクト比の好みは分かれそうだが、３：２や16：10などの一般的な16：9よりも縦辺がほどよく長いものはファンが多そうだ。