ただし、シャトルは県庁前7時10分発〜ジャングリア沖縄9時30分着となる便が最速です。パークの営業開始は現状10時なので、開場待ちの列の先頭を狙うのには、ちょっと心許ない感じ。とはいえ公共交通機関でのアクセスはかなり厳しい(路線バスを降りて1時間くらい山道を歩いて登る)ので、少しでも早めに到着するなら、レンタカーでのアクセスが良さそうです。
オープン初日の先頭に並んでいた人は、夜明け前の3時に到着したとのこと。ジャングリア沖縄の駐車場は事前予約制 2000円。予約不要で無料の定型駐車場、イオン名護店 屋上パーキングもありますが、ジャングリアまでは無料の専用シャトルで約35分かかります
●並ばず遊ぶなら? プレミアムパス&アーリーチケットがカギ
続いて、効率良くアトラクションを回る方法です。原稿執筆時はオープンしてから4日ほど経っていますが、SNSなどの評判をみると、どのアトラクションも数時間並ぶといった状況。毎回並んでいたら、1日で全部を回るのはとても無理そうです。
どうしても体験したいアトラクションがあるなら、指定時間に行くことで待ち時間を短縮できる「プレミアム パス」の購入がオススメ。プレミアム パスの発行枚数には上限枠があるので、ジャングリア沖縄のチケットを入手したら、同時にプレミアム パスも抑えておきましょう。
また、JTBでは、パークオープン15分前に入場できる「アーリー・パークイン」のチケット付きホテル・ツアーを販売中。一般のチケットより15分だけですが早くパークに入れるので、その足でプレミアム パスが取れなかったアトラクションへ行く、というのもひとつの手です。
●日差しとスコールに要注意!濡れて遊ぶのもジャングリア流かも
夏のシーズンは、特に暑さ対策も重要です。屋外アトラクションがほとんどで、完全に屋内のアトラクションは、シアタータイプの施設「やんばるフレンズ」(体験時間:約25分)くらいです。各アトラクションで並んで待つことを考えると、帽子や日傘、冷却グッズは必須です。運営側も涼める場所が少ないのは問題視していて、取材中にコンテナルームを使った休憩所を設置していくと話していましたが、数に限りはあるので安心はできません。
ちなみに屋外アトラクションばかりで、雨天はどうするの? という疑問もあるでしょうが、その点に関しては、土砂降りでもジャングル体験はできます。実はプレオープンの取材中、台風が接近していたこともあり、ときおり土砂降りの天気となりましたが、各アトラクションはそのまま体験できました。
当然ながらずぶ濡れにはなりますが、沖縄、特にパークのあるエリアはスコールが頻繁におこる地域なので、濡れても大丈夫な格好で行くのがオススメ。ずぶ濡れになって遊んだあとは、併設のスパ ジャングリアでサッパリして、着替えて退園というのが最適解かなと思います。
●園内には15の飲食施設! グルメ&フードカート巡りも楽しそう
園内には、鳥かごをイメージした席で雄大なジャングルと青空のパノラマが楽しめる「パノラマダイニング」と、熱帯植物に囲まれた屋外レストラン「ワイルドバンケット」があり、沖縄産の素材を活かしたメニューやライブキッチンが用意されています。そのほか、温浴施設にも「トロピカル オアシス」という美食レストランも。園内の各ポイントにはそれぞれ独自のメニューを用意したフードカートも10ヵ所ほど設置されています。
ただ、「パノラマダイニング」は目玉施設のため、オープン後のSNS情報によると、はかなり混雑しているよう。また、「ワイルドバンケット」は屋外レストランとなっているので、天候の状況によっては利用が厳しいかもしれません。
コンビニエンスストアのような何でもマルチに買えるショップは園内にありません。水筒やペットボトルの持ちこみは可能ですが、ベビーフードや乳幼児用おやつ以外のお弁当、お菓子(クーラーボックス含む)の持ちこみは禁止されているので、そのあたりは注意しておきましょう。
●チケットは事前確保がマスト!9月以降が狙い目か
最後にチケットですが、1Dayチケットは6930円(子ども/4~11歳:4950円)でスパチケットは2640円(子ども:1540円)。パーク&スパ1Dayチケットは、500円ぶんのフードカートクーポンがついて9670円(子ども:6490円)です。
原稿執筆時点では7月ぶんのチケットは完売。8月は6日以降でチケットに空きはあるものの、プレミアム パスはほとんどが売り切れ。9月ぶんはプレミアム パスも空きがみられるので、しっかりとアトラクションを楽しむなら、9月以降の来園で計画したほうが良さそうです。
以上が沖縄の新テーマパーク「ジャングリア沖縄」の速報レポートでした。動画も撮影していますので、是非参考にしてみてください!
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
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