「TOKYO Gaming-PC STREET 4」より、パソコンショップSEVENのステージをレポート
「個人的に自作したPC」から始まった愛すべきメーカー、パソコンショップSEVEN
2025年08月05日 15時00分更新
TOKYO Gaming-PC STREET 4より、パソコンショップSEVENのステージを紹介!
アスキーは7月26日、「TOKYO Gaming-PC STREET 4」を開催しました!
ゲーミングPCを手がけるメーカーや、知識が豊富な編集部員に“直接”いろんなことを聞ける&話せるイベントとして、メーカーのイチオシ製品を展示するブースや、編集部のオススメ製品を展示するブースを設置。
そしてメーカーや編集部による充実のステージプログラムで、来場者の皆さんをお迎えしました。この記事では、秋葉原に店舗を構えるBTOショップ「パソコンショップSEVEN」のステージをレポートします。
エンジニア魂から生まれたショップ運営
ステージには、パソコンショップSEVENの中嶋孝昌さんが登壇。「はじめまして、パソコンショップSEVENです presented by パソコンショップSEVEN」として、知る人ぞ知る同社の歴史を紹介しました。
パソコンショップSEVENの創業は2005年。今年で20年を数えます。
その始まりはとてもユニーク。もともとシステムエンジニアだった社長が、個人的に自作したPCを販売したのが始まりです。
最初はネットで細々と販売していたものの、販売台数が増えていくうちに「法人として複数台の購入ができないか?」といった問い合わせが増えてきたこともあって、法人化に至ったとのこと。中嶋さんは当時の状況について「こんな構成で組むといいんじゃないかな〜。というものを作って出品したら、なぜか、どんどん売れてしまった」と振り返ります。
当時はフリマサイトというよりも、インターネットショッピングサイトが全盛。最初から、リアル店舗を持つ発想はなかったそうです。現在、企業としては秋葉原に本社を置いていますが、インターネット販売中心の姿勢は変えていません。
SNSで商品が進化する、“ユーザー参加型のメーカー”
パソコンショップSEVENの大きな特長は、「ユーザーの声を柔軟に反映する姿勢」にあります。
最近、自作界隈で話題になったのは、白い空冷クーラーを使ったBTOモデル。これはSNSの「X(旧Twitter)での反響がきっかけで誕生した」とのことです。SNSで、ユーザーが発信した「こういうのあったらいいな」が、リアルに商品化されていく――まさに今の時代にフィットしたスタイルです。中嶋さんも「電話やメールで問い合わせをするのは少し気がひけるという方も、SNSで“いいね”を押したり、リプライしたりといったアクションは、気軽にしていただけると思います。私たちは、そういうご意見もすべて目を通して商品開発に反映させてきました」と話してくれました。
話題は、パソコンショップSEVENが頻繁に開催しているセールへ。登壇した編集部のジサトライッペイは「パソコンショップSEVENのセール価格、値引き額が大きすぎて、たまに『数字を待ち上げて載せちゃったんじゃない?』と本気で心配になることがあるんだよね〜」とコメント。実際、セブンの公式サイトでは「24時間限定セール」や「週替わりセール」が常時開催されていて、価格と構成のバランスが破格のモデルに出会えることもしばしばです。これについては中嶋さんも、「私も、見ていて『あ、これは(値引き額が大きすぎて)やっちゃってるな〜』と思うことがありますよ(笑)」
また、構成の自由度と、見やすくカスタムしやすい注文画面もパソコンショップSEVENの魅力。ケースのバリエーションが多く、注文時に細かいパーツ指定がしやすいといった自由なカスタマイズ画面も、社長が元エンジニアの企業ならではです。
ユーザー目線の柔軟な姿勢、そしてリアルな価格攻勢でファンを増やし続けるパソコンショップSEVEN。パーツ構成にこだわりたい人は、必ず一度チェックしておきたいBTOショップのひとつです。
パソコンショップSEVENのステージはこちら
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