週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

どこよりも早くレビュー! 期待度MAXのL字型ディスプレー搭載水冷ユニット「ROG Ryuo IV SLC 360 ARGB」

2025年08月20日 11時30分更新

発光パターンとファン回転数はソフトで簡単に設定できる

 ラジエーターファンのLEDイルミネーションとファン回転数は、ASUS総合ユーティリティ「Armoury Crate」経由で制御できる。

「Armoury Crate」は、ROG製品の設定の制御にも対応しており、システムの外観や操作性を簡単に調整できる

LEDの発光色とパターンを制御する「Aura Sync」

ファン回転数を制御する「Fan Xpert 4」。ここでは「サイレント」モードを選んでいる

 32スレッドがフルロードされる「CINEBENCH 2024」を実行すると、CPU温度(HWiNFO64 Pro)は最大83.4度を記録していた。「Multi Core」のスコアも2244 ptsと、Ryzen 9 9950Xのパフォーマンスを最大限に発揮できている。

テスト実行中のCPU温度を「HWiNFO64 Pro」モニタリング。32スレッドフルロード時でもCCD1 83.4度、CCD2 82.9度に抑え込めている

L字型AMOLEDディスプレーは
発光PCにおいても存在感抜群!

 「ROG Ryuo IV SLC 360 ARGB」は、従来のオールインワン水冷ユニットと比べ、ラジエーター搭載スペースの確保が必要だが、個性を活かせるL字型AMOLEDディスプレーは、そんな制約を楽々と超える魅力がある。

 L字型が特徴的なAMOLEDディスプレーに組み合わせたマザーボードは「TUF GAMINGB850-PLUS WIFI」。質実剛健なTUF Gamingシリーズの中でも人気のマザーボードだ。

 ピラーレスで個性を際立たせるための鉄板パーツとなるARGBファンには、ファンブレードが逆向きになっている「TUF Gaming TR120 ARGB Reverse Fan」3基と、スタンダード回転の「TUF GamingTR120 ARGB Fan」×1基を採用した。

人気のTUFシリーズでAMD B850チップセットを採用したマザーボード「TUF GAMING B850-PLUS WIFI」

リバースタイプのケースファン「TUF GAMING TR120 FAN ARGB REVERSE BLACK」をボトムに搭載した

ボトムを鮮やかに彩ってくれる

リアにも強制排気ファンを搭載。ただ、L字型AMOLEDディスプレーの映像を邪魔しないように、LEDは消している

L字型AMOLEDディスプレーまわりの彩りは、ラジエーターファンで十分だろう

パーツ構成
CPU AMD「Ryzen 9 9950X」
CPUクーラー ASUS「ROG Ryuo IV SLC 360 ARGB」
マザーボード ASUS「TUF GAMINGB850-PLUS WIFI」
メモリー CORSAIR「VENGEANCE 64GB (2x32GB) DDR5 DRAM 6400MHz C32」
ストレージ Samsung「980 PRO」2TB
電源ユニット ASUS「TUF Gaming 850W Gold」
PCケース ASUS「TUF Gaming GT502 Horizon」
ケースファン ASUS「TUF GamingTR120 ARGB Fan」×1
ASUS「TUF Gaming TR120 ARGB Reverse Fan」×3

発売を心待ちにしたい「ROG Ryuo IV SLC 360 ARGB」

上記パーツ構成の自作PCに、27型4Kゲーミングディスプレー「ROG Strix OLED XG27UCDMG」とゲーミングキーボード「ROG Strix Scope II 96 Wireless Gaming Keyboard」を組み合わせた

 組み合わせるPCケースは若干選ぶが、手軽に映像を作成できる「InfoHub」の録画機能に、冷却液チューブを隠す中央配置、ピラーレスデザインでなくともL字型AMOLEDディスプレーのフロント側がみえる左右スライドギミック、みえないところにもこだわった高品質デザインと、高評価なポイント満載だった「ROG Ryuo IV SLC 360 ARGB」。

ROG Ryuo IV SLC 360 ARGBの税込想定売価は5万6980円

 LEDイルミネーションとは、まったく違った彩りで、PC内部を飾れる6.67型L字型AMOLEDディスプレーを採用した「ROG Ryuo IV SLC 360 ARGB」は、満足度100点満点のオールインワン水冷ユニットと言えそうだ。

 製品は、8月22日発売に向けて準備中とのことなので、これから新たなPCを組む予定の人は注目だろう。

【関連サイト】

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう