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切った瞬間キャッチ!「つかめるニッパー」が超便利でした

 結束バンドを根元で切ってみるとわかりやすかったので、比べてみました。

左が薄刃タイプで、右が強力タイプ。強力タイプでは、若干切り残しがあります

 この切り残しは結構鋭くて痛く、怪我をしてしまう危険があります。こういった部分の処理をするなら、薄刃タイプが最適です。

 薄刃タイプはプラスチックやより線、軟銅線がカット対象で、サイズの大きい「TH-150NC」でも、2mmの軟銅線までとなっています。これに対し強力タイプは、軟鉄線やステンレス線のカットも可能。ステンレス線は、サイズの小さい「TH-125CNC」でも1mmまで、大きい「TH-150CNC」なら1.2mmまでカットできます。

 電子工作はもちろん、ケーブルの加工や針金を使った工作をするなら、汎用性が高い強力タイプがいいでしょう。ただし、切り残しを少しでも減らしたいというなら、薄刃タイプがオススメ。根元ギリギリで切れるので、後処理なしで済むというのは本当に楽です。

つかめます

●交換パッドは追加購入も可能!

 長く使っているとパッドが劣化し、うまくキャッチできなくなる可能性があります。ですが、安心してください。パッドはネジ止めされているだけなので、自分で簡単に交換できます。しかも、予備が2組付属しているので、かなり長く使えるでしょう。

2組も交換パッドが付属しているので、劣化しても安心です

 この付属のパッドまで使い切ってしまっても、追加で購入できるので大丈夫。1組200円しないくらいですから、安く直せます。

 ちょっと特殊なニッパーですが、2000円以下とお手頃なうえ、刃の形状やサイズ違いで4モデル用意されているのがいいところ。自分の用途にあったモデルを選べば、長く便利に使えること間違いなしです。

●お気に入りポイント●

・細い線までしっかりキャッチ

・予備のパッドが2組付属してる

・薄刃タイプならギリギリまで切れる

■関連サイト

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この記事を書いた人──宮里圭介

 PC系全般を扱うフリーランスライター。リムーバブルメディアの収集に凝っている。工作が好きだが、最近あまり時間が取れないのが悩み。

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