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切った瞬間キャッチ!「つかめるニッパー」が超便利でした

 ハサミなどでは切りづらい硬い材料や、小さいパーツを切るときに重宝する工具が、ニッパー。とくに電子工作であれば、部品のリード線を切除したり、線材のカットや被覆むき、プラスチック部品の切り離し、切り欠きの加工、といった用途で活躍してくれます。

 イロイロな場面で重宝するニッパーですが、困ったこともあります。それは、切り端が結構な確率でどこかへ飛んで行ってしまうこと。飛び散り防止カバーのない爪切りみたいなものですから、それはもう、あちこちに飛びまくります。

 拾い集めるのが面倒というのもありますが、細いより線が飛び散ってショートしたり、見失った切れ端を踏んで怪我をするなど、切れ端による被害もバカにできません。

 飛び散らないよう、リード線を指で押さえて切ったり、空いている手で覆いながら切る、といった対策をしている人も多いでしょう。とはいえ、頑張って対策したところで飛ぶときは飛びます。

 そんな切れ端の飛び散りに悩んでいる人にオススメしたいのが、刃の部分に樹脂パッドを装備し、しっかり切れ端をキャッチしてくれる「つかめるニッパー」(実売1400円前後〜)です。

 薄刃タイプと強力タイプの2種、サイズ違いを含め合計4製品を貸していただき、どんなものか試してみました。

薄刃タイプで全長129mmの「TH-125NC」(実売1400円前後)と、165mmの「TH-150NC」(実売1700円前後)

強力タイプで全長129mmの「TH-125CNC」(実売1700円前後)と、165mmの「TH-150CNC」(実売1800円前後)

●柔らかいパッドでしっかりキャッチ

 4製品に共通しているのは、飛び散り防止用に樹脂パッドを装備していること。

白い樹脂パッドが刃にネジ止めされています

 どうやって飛び散らないようにしているかというと、原理はシンプル。刃で切り取る前に対象をパッドで挟み込み、切った後に飛んでいかないよう押さえこんでいるだけです。

 パッドの内側には溝があり、簡単に凹む仕組み。対象物に合わせて変形、フィットするため、対象が太かろうが細かろうが、関係なしにキャッチしてくれるわけですね。

パッドの内側。溝があるぶん変形しやすく、キャッチ力も高いです

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