
Mojang Studiosは7月22日(現地時間)、「Minecraft」の新たなプレビュー1.21.110.20を配信しました。
今回のアップデートでは、「棚(Shelf)」や「銅ゴーレム像(Copper Golem Statue)」を実装。統合版(Bedrock Edition)のベータ版およびプレビュー版でテストすることが可能で、Java版(Java Edition)向けも近日公開予定です。
The copper golem statue and shelf block are now available for testing!
— Minecraft (@Minecraft) July 22, 2025
Watch the copper golem turn into a statue once it’s fully oxidized and test the shelf to display decor or to swiftly swap items from your inventory- out now in Bedrock beta & preview and coming soon to Java… pic.twitter.com/PbxRgOUV5K
「棚」は内部に最大3つのアイテムを飾れるブロック。「ドア」や「トラップドア」などと同じく、オーク、トウヒ、シラカバなど、クラフトに使用した木材で外見が変わります。
収納としても便利ですが、装飾としても使えそう
棚の用途は、「額縁」のようにアイテムを飾り付けるだけではありません。手にアイテムを持った状態で棚を触ると、持っているアイテムと棚のアイテムを直接交換できるのも特徴。
また、棚にレッドストーン信号を送ることで、棚に収めた3つのアイテムをまとめて手持ちのアイテムと交換することも可能。さらに、隣接した同じ向きの棚は連結された扱いになるのもポイントです(最大3つまで)。
たとえば、棚を3つ繋げてすべてにレッドストーン信号を送り、その連結された棚を触れば、プレーヤーのホットバー(画面下部に表示される9つのスロット)の全アイテムが、一気に棚のアイテムと入れ替わることになります。
用途ごとにアイテムを棚にまとめておくのもいいかも
「冒険用」「採掘用」といった目的ごとにアイテムを連結した棚に入れておけば、ワンタッチでホットバーのアイテムをサッと入れ替えられるので、装備を保存しておくようなイメージで使えるでしょう。
かわいい銅ゴーレムも、酸化とともに「銅ゴーレム像」になり、動かなくなってしまうように……
また、新たに追加された「銅ゴーレム像」は、銅ゴーレムが最大レベルまで酸化した場合に変化するブロック。銅ゴーレム像になると、ランダムで4つの姿勢のいずれかで固まり、持っているアイテムをその場にドロップしてしまいます。銅ゴーレム像は他の銅ブロックと同じく時間の経過で酸化していきますが、「斧」でサビを削ると銅ゴーレムに戻るのだそう。
ちょっとオリエンタルなムードの装飾にも便利かも
ちなみに銅ゴーレム像にレッドストーンコンパレーターを接続した際、4つの姿勢によってそれぞれ異なる強度のレッドストーン信号を発信するとのこと。銅ゴーレム像の姿勢は「防具立て」のようにプレイヤーが触ることで変えられるので、これを利用した装置も作れそうですね。
新たに追加された棚は、マイクラのプレイヤーならさまざまな使い道が考えられそうな、地味に便利なブロック。手持ちのアイテムをワンタッチで切り替えるのにも使えますし、住宅などの建築にも装飾として利用できるはず。
また、置物としてだけでなく、レッドストーン回路にも利用できる銅ゴーレム像の追加にも注目ですね。斧を使って、銅ゴーレムにいつでも戻せるのもうれしいところです。
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