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DDR5はもう高くない! ASRock B850 Micro ATXで賢く始める次世代PCライフ

2025年07月23日 10時00分更新

白色PC作るなら「B850M Pro RS WiFi White」

実売価格:2万5000円前後

背面インターフェースは、HDMI、DisplayPort 1.4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 3.2 Gen 1×2、USB 2.0×4、2.5GbE、BIOS Flashbackスイッチ、オーディオ端子など

 前述したB850M Pro RS WiFiのホワイトバージョン。スペックは同等だが、こちらは基盤まで白色のデザインになっており、ヒートシンクもシルバーなので白を基調としたPCを組むとなじむだろう。

 最近は、PC界隈全体でカラーにこだわる潮流が生まれており、特に白いパーツは、黒のパーツと並び立つ二大巨頭とも言えるようになっている。マザーボードだけでなく、メモリーやビデオカード、CPUクーラー、電源ユニットなどにも白いパーツが登場しており、すべてのパーツを白色に統一することもいまや難しくはない。

 中でもMicro ATXのPCケースは、オシャレな白デザインの製品が多数存在している。白一色のゲーミングPCを組みたいとなれば、コスパの良いこのマザーボードは最適だ。

オススメの構成はコレ!
CPU Ryzen 7 9700X
ビデオカード ASRock AMD Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC
メモリー DDR5-6000 16GB
ストレージ 高速NVMe SSD
電源ユニット ASRock Steel Legend SL-850GW

 構成もB850M Pro RS WiFiとほぼ同等だが、B850M Pro RS WiFi Whiteを使う場合にはやはり白いパーツを使いたい。Radeon RX 9060 XT 16GBのビデオカードを始め、メモリーなども白いモデルがあるので、見た目にこだわる人にオススメだ。

B850M Pro RS WiFi White販売サイト(ドスパラ専売)

迷ったらこれ!スタンダードな「B850M Pro-A WiFi」

実売価格:2万5000円前後

背面インターフェースは、HDMI、DisplayPort 1.4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 3.2 Gen 1×2、USB 2.0×4、2.5GbE、BIOS Flashbackスイッチ、オーディオ端子など

 基本的なスペックはB850M Pro RS WiFiとほぼ同等だが、ヒートシンクや外観などをよりシンプルにまとめたモデル。DDR5メモリーを使用したゲーミングPCの入門機として、よりコスパの良い構成で安定動作を目指したいという人にオススメだ。

 電源フェーズは8+2+1、メモリーはDDR5-8000+までサポートし、AMD EXPOおよびXMPのプロファイルにも対応する。UBSポートも豊富に搭載しており、ゲーミングやビジネスなどあらゆる用途で便利だ。

 I/Oパネルは一体型でなく、前述したマザーボードなどと比べても控えめなデザインであるため、あまりゴタゴタした外観が好きではないという人や、仕事用などであまり派手なデザインにしたくないといった場合に適している。

オススメの構成はコレ!
CPU Ryzen 5 9600X
ビデオカード ASRock AMD Radeon RX 9060 XT Challenger 8GB OC
メモリー DDR5-5600 16GB
ストレージ NVMe SSD
電源ユニット ASRock Challenger CL-750B

 B850M Pro-A WiFiで組むなら、B850M Pro RS WiFiよりも少しスペックを抑え、価格とのバランスを取った構成がオススメだ。とはいえ、せっかくのDDR5メモリーを活かせるだけの十分なスペックは確保したい。そこで、6コア/12スレッドのRyzen 5 9600X、VRAM 8GBのRadeon RX 9060 XT 8GBで、普段使いはもちろんそこそこなゲーミングもこなせる構成に。

■Amazon.co.jpで購入

低価格重視の「B850M-X WiFi R2.0」

実売価格:2万1000円前後

背面インターフェースは、HDMI、DisplayPort 1.4、USB 3.2 Gen 1 Type-C、USB 3.2 Gen 1 Type-A×3、USB 2.0×2、2.5GbE、BIOS Flashbackスイッチ、オーディオ端子など

 最も手ごろな価格でDDR5環境を体験したい人には、B850M-X WiFi R2.0がオススメだ。必要十分な機能は抑えつつ、あまり使わない部分は省いてライトゲーミングやサブPCなどにも適したコスパを実現している。

 ほかのモデルと比べ、メモリースロットやM.2スロットが2基しかないなど、やや構成の幅が狭まってはいるが、メモリーは最大でDDR5-8200+、M.2スロットもしっかりPCIe 5.0接続に対応するなど、ポイントを抑えているのが優秀だ。

 電源フェーズは6+1+1という構成。背面のインターフェースも、USBポートが最大6基とほかに比べれば小規模な構成ではあるが、一般的な用途においてほとんど困ることはない絶妙なバランスを保っているのはASRockならではの設計の妙と言える。

オススメの構成はコレ!
CPU Ryzen 5 9600X
ビデオカード Intel Arc B580 Challenger 12GB OC
メモリー DDR5-5600 16GB
ストレージ NVMe SSD
電源ユニット ASRock Challenger CL-650B

 B850M-X WiFi R2.0でPCを組むなら、価格は特に重要。普段使いからオフィス用途にも十分なRyzen 5 9600X+DDR5メモリー16GBの組み合わせを軸に、より安価なIntel Arc B580を採用することで、ライトゲーミングもこなせるグラフィック性能を確保した構成だ。

■Amazon.co.jpで購入

 次頁では、B850マザーに組み合わせるべきビデオカードの性能についてチェックしていこう。

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