ソニーが7月15日に発表した、超ド級のフルサイズ・コンパクトカメラ「RX1RⅢ」を触る機会を得たので、実写写真と、RX1RⅡとの比較をお送りします。
詳しくは、上記の発表記事を参照してください。
RX1RⅢの概略は以下の通りです。
〇レンズはZEISSゾナーT* 35mm F2の大口径レンズを搭載
〇レンズ内・センサーシフト式の手ブレ補正は搭載していない
この2点がRX1RⅡと変わらない点で、撮像素子、画像処理エンジン、AF性能からボディーデザインまで、大きく変わっている。
〇フルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーは6100万画素
〇画像処理エンジンBIONZ XR
〇AIプロセッシングユニットで最新のAI認識AFを搭載
〇EVFはポップアップ式ではなく固定型で236万ドット0.39型XGA OLED、倍率約0.70倍。
〇背面液晶は3型TFT236万画素でタッチ対応。
予想価格は66万円、7月23日10時予約開始、8月8日発売開始の予定だ。
7群8枚(AAレンズ含む非球面レンズ3枚)、絞りは9枚構成、通常はレンズ先端24cm~∞、マクロモード時は14cm~29cm。
開放F2.0と、最小絞りF22での被写界深度の差はとても大きい。以下はマクロの最接近距離での比較だ。(以下の作例はすべてJPEGをそのままUPしているので、写真をクリックすると実寸で表示されます)
「ステップクロップ撮影機能」も試してみた。デフォルトではC1ボタンで、35mm、50mm、70mm相当の3段階の画角をスイッチできる。RAW形式で撮影した場合は撮影後に画角を選択し直すこともできる。
アスペクト比3:2のJPEGで撮影する場合、
35mm時:Lサイズ9504×6336ドット(約6000万画素)
50mm時:Mサイズ6640×4432ドット(約2900万画素)
70mm時:Sサイズ4752×3168ドット(約1500万画素)
となるが、とても便利で、接写では撮影倍率が上がり、よりマクロな写真を撮って出しできるのは便利だ。
マクロモードではない標準モードで一番寄ったときの作例です。
次は、マクロモードで、最接近距離での作例です。
ぬいぐるみですが、動物と認識して瞳にAFしてくれました。
バラではここまで寄った写真が撮れますね。
以下は、RX1RⅡ(左)とRX1RⅢ(右)の比較です(以下の写真はRX1RⅢで撮ったものではありません)。
本日7月18日から、先行展示がソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニー ストア 福岡天神で始まります。ぜひみなさんも触ってみてくださいね。
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