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“地味に”イヤな危険運転ランキングTOP5

2025年12月04日 10時00分更新

年末年始、思わぬ事故に気をつけたい

地味にイヤな危険運転ランキングTOP5

 通勤などで、車を運転する機会はあるだろうか?

 スピード違反や飲酒運転などの悪質な運転はニュースになるが、もっと遭遇の頻度が高く、事故を誘発する可能性を持った“地味にイヤな”危険運転もある。

 そんな「地味イヤ危険運転」を、遭遇率と危険度でランキングにした。

第5位:左折時ふくらみ行為

遭遇率★★★★☆ 危険度★☆☆☆☆

 大型車ではないのに、左折のときに一度右に膨らむ。ときには対向車線にはみ出すレベルの大胆さで膨らんでいる。

 後続車から見ると、突然不自然な動きが入り、左折のタイミングが想定よりも一瞬後ろにずれるので「おっ!」となる。隣の直進レーンで、後ろから車幅の広い大型車が来ればぶつかる可能性もあり、実はけっこう危ない。

第4位:右左折時にしれっと車線変更

遭遇率★★★★☆ 危険度★★★☆☆

 右左折しながら、しれっと隣の車線に移動する。ウィンカーは出さない。

 後続車や直進車が減速しないとぶつかりそうになることもあり、よく見かける割には、危険度が高い。

第3位:車線変更禁止地点で車線変更

遭遇率★★☆☆☆ 危険度★★★☆☆

 黄色い実線のある車線変更禁止地点で、車線を変更する。急加速して、周囲に車がいない場所まで移動してから、急ハンドルを切るパターンもある。

 たいていの場合、周囲の車が気を遣って速度を緩めることになる。

第2位:左折車がいる状態で無理やり右折

遭遇率★★★☆☆ 危険度★★★★★

 信号が黄色に変わる直前で、対向車線に左折する車がまだまだ列を成しているのに、「よし、いまならいけるっ!」みたいな感じで、右折しながらスピードを出して突っ込んでくる。

 左折車がブレーキを踏むことを前提とした運転で、危険だ。事故寸前の状況を何度も見かけた。これをきっかけとして、本当に事故が起きる瞬間も目にしたことがある。

第1位:ノーウィンカー

遭遇率★★☆☆☆ 危険度★★★★☆

 ウィンカーを出さずに車線変更、右左折。

 せっかくのウィンカー、出さなければ意味はなし。

番外編:殿堂入りレベルの危険運転

殿堂入り:本当に見た危険運転①煽り運転

遭遇率★☆☆☆☆ 危険度★★★★★

 ピッタリ張り付く、ハイビーム、車線変更で詰め寄る。急加速、急発進、急ハンドル。度を越えれば違反で済まず、刑事罰対象だ。

殿堂入り:本当にいる危険運転②窓からゴミ捨て

遭遇率★☆☆☆☆ 危険度★★☆☆☆

 さすがにヤバすぎる。

殿堂入り:本当にいる危険運転③スマホ凝視運転

遭遇率★☆☆☆☆ 危険度★★★★★

 なんか、動きが不自然だなー。と思って運転席の様子をちらっと見てみると、スマホを凝視。何かに熱中している様子。

殿堂入り:本当にいる危険運転④マンガ読み運転

遭遇率★☆☆☆☆ 危険度★★★★★

 ハンドルの上に分厚いマンガを広げ、読みながら運転。

おわりに

 こうした地味な危険運転たちは、ニュースで取り上げられることは少ないけれども、状況によっては重大な事故につながる可能性もあり、危ないことに変わりはない。これからの行楽シーズンや、年末年始の帰省、思わぬ事故には気をつけたいところだ。

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