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JN-MD-IPS7842をレビュー

ゲームは遊べるの?心ときめく超レアな7.8型モバイルディスプレーの活用方法を探る

2025年07月19日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

初代DOOMをプレイしてみた

 レビューのトリを飾るのは「JN-MD-IPS7842でゲームプレイ」だ。はたして7.8型の1280×400ドットでまともに遊べるものなのか? ノートPCにインストールした「初代DOOM」で検証してみた。え? なぜ初代DOOMを選んだのかって?  “なんとなく”である。

 結論を述べると、JN-MD-IPS7842でもプレイできた。ただし、本機の解像度がゲーム内設定に反映されていなかったせいで、下図のようにウィンドウの下半分が枠外に隠れる形となった。これはよろしくない。困った困った。

ゲームは遊べるの?心ときめく超レアな7.8型モバイルディスプレーの活用方法を探る

なんとなく初代DOOMを起動してみたが、ウィンドウサイズの最適化がなされてないせいでこの有様……

 そこで、ゲーム内のビデオ設定を開き、入力側のディスプレーを「JAPANNEXT MNT(JN-MD-IPS7842)」に変更。解像度の項目が「1280×400ドット」になっていることを確認してから、変更済みの設定を保存する。よし、これでうまくいくはずだ。

ゲームは遊べるの?心ときめく超レアな7.8型モバイルディスプレーの活用方法を探る

ゲーム内設定でディスプレー(モニター)を指定し、解像度を変更

 以下の画像が、JN-MD-IPS7842の解像度に最適化されたゲーム画面である。ウィンドウは画面枠にしっかり収まり、最適化前よりもだいぶ見やすくなった。ウルトラワイドディスプレーならぬ、”スモールワイドディスプレー”といったところだろうか。

ゲームは遊べるの?心ときめく超レアな7.8型モバイルディスプレーの活用方法を探る

ワイドスクリーンで初代DOOMをプレイ中

 7.8型のため、映像の迫力についてはもはや言うまい。当然のことながら、本機ではなく出力しているノートPCの画面で遊んだほうがよっぽど臨場感があった。しかしながら、初代DOOMが全画面で表示されたことだけは、全世界にお伝えしておきたい。

まとめ:珍しい・ユニーク・おもしろいの三拍子がそろった7.8型モバイルディスプレー

 JN-MD-IPS7842は、筆者の心を揺さぶる「珍しい・ユニーク・面白い」が詰まった珠玉のモバイルディスプレーだった。これほどまでに好奇心が躍ったのはいつぶりだろうか。ガジェットマニアにも刺さる1台かもしれない。コレクション目当てで買っても良さそうだ。

 また、1万4480円というお手頃価格も魅力の1つ。物価高な状況とはいえ、比較的手が出しやすい価格だ。7.8型で400×1280ドットのディスプレーはかなり特殊な部類だが、それゆえに使い道は限られてしまう。しかし、自分なりの最適解を見つけられれば、本機の利用価値はグッと高まるはず。

 たとえば、昨今はUSB Type-Cを接続できるマザーボードが多い。リアパネルに迂回するために長めのケーブルは必要になるだろうが、デスクトップPC内部に設置してシステムをモニタリングするディスプレーにするのも一興。活用方法はアナタ次第だ。

JN-MD-IPS7842の主なスペック
パネル 7.8型IPS(ADS、半光沢)
解像度
(アスペクト比)
400×1280ドット(5:16)
表示色 1677万色(sRGB:95%)
輝度 450cd/m2
コントラスト比 900:1
視野角 160度(水平)/160度(垂直)
リフレッシュレート 最大60Hz
応答速度 最大35ms
インターフェース Mini HDMI 1.4、USB Type-C
スピーカー -
チルト -
高さ調節 -
スイーベル -
ピボット -
サイズ/重量 約74(W)×15(D)×212(H)mm/約170g(本体)、約101(W)×78(D)×243(H)mm/約210g(スタンド込み)
その他 -
直販価格 1万4480円
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